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ドラマ「ちむどんどん」は放送後、NHKオンデマンドで1話から最新話まで見逃し配信されています。
NHKオンデマンドは、U-NEXT経由で無料お試しを利用するとポイントが付いていますので、朝ドラ「ちむどんどん」を全話視聴したい方は、U-NEXT経由での視聴をおすすめします。
朝ドラ「カムカムエブリバディ」が終わり、いよいよ2022年4月11日(月)から朝ドラ「ちむどんどん」がスタートしました。
沖縄本土復帰50年を記念して放送されるドラマの舞台は、沖縄本島北部やんばる地域で暮らす比嘉家を中心とする物語です。
比嘉家は、優しい父・賢三と明るい母・優子の間に、自由奔放な賢秀(14歳)・優等生の良子(13歳)・食べることが大好きなヒロイン暢子(10歳)・歌をこよなく愛する歌子(8歳)の6人家族で、さとうきび畑などを営み決して裕福ではないが幸せに暮らしていました。
暢子は幼いころから食べることが大好きな少女。ふるさとの沖縄料理に夢をかけた暢子とそれを支える家族の50年の歩みを追いかける笑顔と感動の家族物語です。
放送日 | 2022年4月11日(月)スタート |
放送時間 | 月曜~土曜 あさ8時~8時15分 |
話数 | 全120話(予定) |
制作会社 | NHK |
監督 | 松園武大 中野亮平 |
キャスト | 比嘉暢子|黒島結菜 比嘉優子|仲間由紀恵 比嘉賢三|大森南朋 比嘉賢秀|竜星涼 比嘉良子|川口春奈 比嘉歌子|上白石萌歌 青柳和彦|宮沢氷魚 石川博夫|山田裕貴 砂川智|前田公輝 前田善一|山路和弘 前田早苗|高田夏帆 下地響子|片桐はいり 比嘉賢吉|石丸謙二郎 喜納金吾|渡辺大知 新垣のおばぁ|きゃんひとみ 安室のおばぁ|あめくみちこ サンセットバーガーのマスター|川田広樹 青柳史彦|戸次重幸 矢作和洋|井之脇海 大野愛|飯豊まりえ 猪野清恵|佐津川愛美 田良島甚内|山中崇 平良三郎|片岡鶴太郎 平良多江|長野里美 猪野寛大|中原丈雄 大城房子|原田美枝子 二ツ橋幸二|高嶋政伸 |
演出 | 川村泰祐(アンドリーム) 金澤友也(テレパック) 野田健太(テレパック) |
主題歌 | 三浦大知「燦燦」 |
公式サイト | ちむどんどん公式サイト |
主題歌-三浦大知/燦燦
主題歌は三浦大知さんが歌ってくれています。とてもとても綺麗な歌声が朝から聴けるのって気持ちがいいですよね。
三浦さんご自身も沖縄出身ということもあるので故郷を思い出しながら歌っていらっしゃるのでしょうか。緩やかな曲調が沖縄にとても合っていると個人的に感じています。
無料動画ー配信状況
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ただし、無料視聴できるのは期間限定になってるので早めに視聴してください。
配信サービス | 配信状況 | 公式サイトへ |
NHKプラス | 期間限定 | 公式サイトへ |
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GYAO! | 配信なし | 公式サイトへ |
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テレ朝動画 | 配信なし | 公式サイトへ |
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U-NEXTには31日間の無料お試し期間が設定されているので、無料期間中にドラマ「知むどんどん」を最新話まで視聴できてしまいます。
- ドラマ「ちむどんどん」全週あらすじ・感想レビュー
- #01週「シークワーサーの少女」あらすじ・感想レビュー
- #02週「別れの沖縄そば」あらすじ・感想レビュー
- #03週「悩めるサーターアンダギー」あらすじ・感想レビュー
- #04週「青春ナポリタン」あらすじ・感想レビュー
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ドラマ「ちむどんどん」全週あらすじ・感想レビュー
1964年、沖縄本島北部やんばる地域。小学生の比嘉暢子(稲垣来泉)はおいしいものが大好き。ある日、転校生・青柳和彦(田中奏生)がやってくる。暢子にとって、初めて見る東京の人だった。母・優子(仲間由紀恵)と父・賢三(大森南朋)もともに、和彦の父・史彦(戸次重幸)と家族どうしの付き合いが始まるが、肝心の和彦はやんばるでの暮らしが楽しくなさそう。暢子は何とか和彦の心を開かせようと試みるが…。
引用元:ちむどんどん(NHK公式サイト)
ここからは、ドラマ「ちむどんどん」のあらすじと一緒に独断と偏見による感想レビューを記事にしていきます。
比嘉家の一人ひとりがどのように成長していくのかとても楽しみです。それぞれが夢に向かってどんな人生を歩んでいくのでしょうか。
比嘉家の50年の歩みに独断と偏見で感想レビューしていきます。
※吹き出しで使用している画像引用元は公式HPから
#01週「シークワーサーの少女」あらすじ・感想レビュー
沖縄県北部やんばる地域で暮らす比嘉家は、優しい父・比嘉賢三(大森南朋)と明るい母・優子(仲間由紀恵)、長男・賢秀(竜星涼)、長女・良子(川口春奈)、ヒロインの次女・暢子(黒島結菜)、三女・歌子(上白石萌歌)の6人家族です。
暢子はおてんばで食べることが大好きな女の子。学校では女らしくないと言われてしまっていることを気にしている。
うちは 世界中のおいしいものを全部食べたい
まくとぅそーけー、なんくるないさ
長男の賢秀は豚の世話だけは一生懸命やる陽気な男の子、長女の良子は真面目で学校の先生になる夢を持つ女の子、三女の歌子は体が弱くて歌が好きな女の子。
ある日、東京から青柳和彦(田中奏生)が引っ越してきた。これから比嘉家は青柳家と家族同士の付き合いの中でさまざまな物語が始まっていく。
ヤマトンチュ―見たよ
靴下はいてた
和彦は沖縄に来たこと後悔していて、いつもつまらないような顔をしていた。
やっぱり沖縄なんかに来るんじゃなかった
暢子は東京のおいしい食べ物の話を和彦から聞きたくていつも話しかけている。和彦を山に誘った暢子は和彦を助けた拍子にケガをしてしまい、嵐の中小屋で休んでいると賢三と史彦(戸次重幸)が探しにきてくれた。比嘉家は暢子を助けてくれたお礼に青柳家を食事に招待した。
うちが作ったそば
最後の味付けはうちがやったのに
今まで食べたそばの中で1番おいしい!
関東のしょうゆ風味と全く違う
やや太めのねじれ麺。いや、出汁の味わいがすごく深い
これは うまい!
賢秀に黙って豚のアババを潰してしまった賢三。みんながおいしく食べている途中にそれが分かってしまい、みんなに食べるのを止めさせようとする賢秀。いつかこんな日が来るとは分かっていたが、こんなに早く来ると思っていなかった。
生きているものは、ほかの生き物 植物や動物を食べないと生きていけない
「頂きます」とは「命を頂くこと」
だから きちんと感謝しながらきれいに食べてあげる
月日が流れて和彦はやんばる地域のみんなとも仲良くなり始める。そんなとき史彦は比嘉家を那覇のレストランに連れていってくれ、暢子は初めてレストランで食事をする。初めて食べる料理ばかりで暢子はちむどんどんしている。
楽しく暮らす比嘉家に突然不幸な出来事が起きる。ウージ畑(サトウキビ畑)で働いている賢三が心臓発作で倒れてしまう。学校へ連絡がいき、暢子たち兄妹4人は急いで家まで全力で走って帰る。
「シークワーサーの少女」感想
沖縄の魅力がたくさん詰まっている映像が流れてきて「ちむどんどん」したー!
お父さんが暢子に伝えた言葉が印象的だった。
「自分の信じた道を行け。まくとぅそーけー、なんくるないさ。正しいと信じて筋を通せば答えは必ず見つかるからよ」
めちゃくちゃ良き言葉!父親として我が子に送りたい言葉です。
本土の人は「ヤマトンチュ」って呼ばれていたんだね。沖縄の方言ってちょっと気になる。
このタイトルの「ちむどんどん」も方言➡心がドキドキするって意味らしいね。
暢子が毎日豆腐を取りに行っている沖縄の「島豆腐」映像で流れているだけでもめちゃくちゃ美味しそう。ゴウヤチャンプル食べたくなっちゃった。それともう一つ、沖縄のソウルフード「沖縄そば」初めて食べたときの味が忘れられなくて、それから沖縄そばが大好きになったなぁ。
今ではデミグラスハンバーグは当たり前のように食べることができるけど、この時代ではごちそうofごちそうにだったんだろうね。
これからも美味しい沖縄料理が出てくるの楽しみです!
#02週「別れの沖縄そば」あらすじ・感想レビュー
突然の賢三(大森南朋)の死に家族みんなが悲しむ。賢三は亡くなる直前、家族に一言ずつ言い残していった。
賢秀…お母ちゃんとみんなを頼むよ
良子…頑張って立派な先生に先生になれな
暢子…うん
歌子…幸せになれよ
優子…ありがとう
暢子は賢三から何も言われなくて悲しんでいる。そんな暢子に良子が声をかけた。暢子は、賢三から掛けられた言葉を思い出し元気を取り戻す。
そのままでいいと思ったから
暢子は暢子のままでいい
そう思ったから何も言わなかったと思うよ
暢子は暢子のままで上等
自分の信じた道を行け!
500ドルもの借金がある比嘉家はお金を稼がないと生活ができなくなってしまうほど苦しい状況にまで追い込まれてしまう。優子は新しく工事現場での賄の仕事に通うことになる。子供たちもみんな今までより早起きをして、豚の世話、畑仕事、まき拾い、洗濯などの仕事を分担する。
働きます
力を貸してください
この家だけは…どんな仕事でもします
運動会に向けて練習している子供たち。ボロボロになったズックが欲しい賢秀と新しい体操着が欲しい良子。学校では貧しいことを理由に周りからからかわれてしまうが、明るく負けず嫌いの性格を持つ賢秀は運動会の走りで見返してやると意気込む。見事に1位を取った賢秀は喜び、その活躍で運動会は大盛り上がりとなり、そのままお祭り騒ぎとなる。
俺はアベベだー!!
借金がある比嘉家は働いている優子までもが倒れてしまい、これからどうやって生活するか悩んでいると、東京から1通の手紙が届いた。手紙の内容は、賢三の叔母の家で子供を1人引き取ってくれるという内容だった。
誰が東京へ行くのか…子供たちは東京に興味はあるが家族と離れ離れになるのは寂しくて決心ができない。しかし、暢子は家族のことを考えて自分が東京に行くことを1人決心する。
うちが東京へ行く!
いよいよ暢子が東京へ行く日がきた。最後に暢子が作る沖縄そばを家族全員で食べて別れを惜しむ時間を過ごし、歌子の三線に合わせてみんなで「椰子の実」を謳う。
暢子は東京へ戻る青柳家と一緒にバスに乗り込む。ずっと見送りつづけてくれる家族から目を離すことができないでいると、賢秀・良子・歌子が暢子が乗っているバスを追いかけてきた。
ありえん!
やっぱりありえん!
暢子ー!
とまれー
暢子ー!
行かないでー…
暢子ー!
暢ネーネー!
嫌だ行かんでー…
家族みんなの愛が暢子の東京行きを引き留めることとなる。青柳家とは別れてしまうが手紙を書く約束をする。
そして7年の時が経ち、ここから暢子たちの新しい物語が始まっていく…。
「別れの沖縄そば」の感想
#02からとんでもなく感動する内容が続いて本当に涙が止まりませんでした。
みんなが大好きだった優しい賢三が亡くなってしまったのは本当にショックです。人が亡くなるときにその人がどれだけ愛されていたか分かるんですよね……。賢三は家族みんなに愛されていたとても素敵なお父さんだと思いました。
学校では、比嘉家の貧しさに突っかかってくる嫌なヤツがいたけど、賢秀の明るい性格で決して負けない兄妹たち。比嘉家の兄妹愛は最高だ!高校生を連れて来たときも、家族の悪口を言われ許せない気持ちが抑えられなくなってしまった賢秀と暢子は心がやさしい子たちなんだよね。
家族の生活のためとはいえ、東京へ行きたいと言っていた暢子だけれど、小学生で家族と離れしてまうのって相当な覚悟があり強い心を持っていると感じました。ましてやこの時代です。東京に行ったら一生の別れのような距離ですよね。最終的には家族の愛が引き離すことを許さなかったので、この時は家族が離れなくて良かった。
#03週「悩めるサーターアンダギー」あらすじ・感想レビュー
1971年 沖縄返還協定が結ばれ翌年5月15日に日本に返還されることが決まる。父・賢三(大森南朋)がこの世を去って7年が経過。
暢子は高校3年生になり、相変わらず運動神経抜群で元気な女の子に成長している。来年は就職予定で、名護にある眞境名商事に内定が決まっている。
社会人かー どんな生活になるのかね
優子は共同売店で働き、賢秀は高校時代ボクシングとケンカに明け暮れて中退し今では毎日ゴロゴロしている、良子は短大卒業してこの春から村の小学校の先生をやっている、歌子は今年から高校1年生になり相変わらず人見知りの女の子。
今日は棚卸しがあるから忙しくて
アキサミヨー
宿題ちゃんとやってきなさいよー
元気にしてるかね 海の向こうで
賢秀のケンカが原因で暢子の就職が取り消されるという事件が起きる。賢秀がケンカをした相手が暢子の就職先・眞境名商事の社長の息子だった。暢子は1人で眞境名商事に謝りに行ったのだが「お兄さん本人が正式に謝罪にくるように」と言われてしまう。
暢子は眞境名商事での仕事が思っていたことやりたいことじゃないのかもしれないと考えるようになり悩んでいる。
うち 本当にあの会社で働きたいのかな…
良子は学生時代の勉強会仲間とフォークダンスの会に参加するため、給料から可愛い洋服と靴を買って名護にあるハンバーガーショップへ向かう。楽しい夜を過ごした良子は家に帰ると給料を家に入れるが、いつもより少ないことを謝る。優子に本当のことを話した良子は自分の行動を恥ずかしく感じていた。
うち…恥ずかしい
貧しさを恥じた自分が恥ずかしい
貧しくても心豊かに暮らせば幸せに生きられる
一方、歌子は音楽授業で下地響子(片桐はいり)になぜか目を付けられてしまう。下地響子は目を付けた人物を徹底して指導する一流の音楽指導者という噂がある。
次は逃がさないからね
暢子と早苗は、悟が働いているハンバーガーショップでハンバーガーを食べに来ている。しかhし眞境名商事の息子とバッタリ会ってしまう。眞境名秀樹は暢子の身なりを見て酷い言葉を投げてきた。暢子は大好きな優子のことを悪く言われたことに腹が立ち思わず手を出そうとしてしまう。
どうせ 玉の輿目当てだろ
お前の代わりくらい いくらでもいるんだからな!
暢子は自分の意思で眞境名商事の内定を断ったのだが、今の自分にもやもやーしている。何か心を燃やせるような打ち込める一生懸命になれるものを見つけたいと思っている。しかしそれが何かが分からないでいる…。
みんな 自分のやりたいことが分かってる
でも うちだけ何もない…
優子はそんな暢子を理解してあげて優しく抱きしめてあげた。沖縄が本土復帰という大きな時代の変わり目を迎えたころ比嘉家の子供たちは傷つきながらもそれぞれが成長していく。
「悩めるサーターアンダギー」の感想
学生が終わり、社会人になるときには色んな不安があるよね。
暢子のように「本当にこの会社で良かったのかな」って思っている学生や新入社員ってたくさんいるんじゃないかな。
これが正解っていうのがないから、みんな悩むんだよね。これで幸せになれるのかな?って考えちゃう。でもそんな時は良子の言葉を思い出して欲しい
「心豊かに暮らせば幸せに生きられる」
賢秀もお母さんが苦労しているのは理解している。でも、きっと暢子と同じで自分が何をやればいいのか、何をやりたいのかが分からないんだろうね。だからがむしゃらに働いてみたんじゃないかと思うんだ。
優子の子供への愛情って、親が本来持たなくてはいけない子供への愛情な気がする。子供の行動にイライラする親がたくさんいる中で、優子はいつだって子供たちを信じている。簡単にできることではないけど、絶対に見習わないといけないことだよ。
第3週の「悩めるサーターアンダギー」は生きていくのに大事なことを教わったよ。
#04週「青春ナポリタン」あらすじ・感想レビュー
眞境名商事の就職を断った暢子は何をやりたかのか悩んでいたが、早苗と約束した『北部産業まつり』のヤング大会の助っ人はやると決める。
料理部の助っ人はやる
約束したし、筋通さんし!
そこで暢子がメニューとして提案したのが、父・賢三直伝の『やんばるそば』。料理部のみんなと力を合わせてもっとおいしくしていこうと気合いを入れる。
今年のヤング大会は暢子の『やんばるそば』で勝負!
暢子が料理部の助っ人をやると決めてから普段の元気いっぱいになった姿をみて優子は誘ってくれた早苗に感謝をしている。これで就職も決まればもっと嬉しいが、こればかりは何もしてやれない。
『親』という字は、木の上に立って見ると書くからね
一方、賢秀は我那覇という怪しい男から儲け話を持ち寄られている。ドルから円へ変換するのをきっかけにお金を倍にしてやると。1,000ドルを預けてくれれば2,000ドルにして返すと誘惑される。
このチャンスを逃したら、ずーと貧乏だぞ?
それでもいいのか?
賢秀は騙されているとも知らず、家族のことを思い集めた960ドルを我那覇に渡してしまった。そんなことになっているとは知らない暢子は『北部産業まつり』の当日、開店準備に追われていたのだが、鍋に火をかけ忘れていた…。
しかし、そんなことで暢子は慌てない。南高校が出品しているケーキをもらい食べているではないか。
偵察?
1つもらってもいい?
おいしそうだから、おいしいものは食べてみないと!
暢子たちもようやく汁が温まり開店することになる。開店して直ぐに山原高校のお店の前には行列ができる。暢子は知らない人に食べてもらうのが楽しさを感じている。お客さんも順調に増えているときに、裏で役員たちがとんでもないことを言い出す…。
さらに問題が起き、『やんばるそば』の汁を足そうとした際、全ての汁をこぼしてしまった…。暢子はシークワーサーをかじると集中できる?のかは分からないが、麺と具材だけで作れる料理を考える。するとナポリタンのアイデアが降りてきた。
麵はあるけど、汁がない…
…はっ!?
これ!
『やんばるそば』に続き『やんばるナポリタン』を売ることになった暢子たちは、ここから巻き返し、南高校を抜いて見事に優勝を果たした。
暢子はやりたいことが分からないまま、助っ人として参加した『北部産業まつり』だったが、自分がつくった料理を「おいしい!」と言ってくれる人の声が嬉しくてたまらないと感じている自分がいることに気が付く。
すると暢子は、これから自分が何をやりたいのか見つけることができた。
うちはレストレランで働きたい!
東京に行って料理人になりたい、コックさんになりたい!
やりたいこと 見つかりました。
たった今、見つかりました!
北部産業まつりに来ていた賢秀は、良子に付きまとっている喜納金吾から耳を疑うような話を聞く。
喜納金吾のお父さんが運営している、製糖工場に「今なら特別レートで円とドルを交換できるとか話を持ち出して…警察が調べたら前科者の詐欺師!」
まさかやー
俺の話は詐欺じゃない
ちゃんと預り書もある
我・那・覇
こいつさー、オヤジの工場に来た詐欺師!!
賢秀は初めて自分がやった重大な間違いに気が付いたが既に遅し…。暢子がこれから旅立とうとしているときに比嘉家にとんでもないことが起きてしまった…。
「青春ナポリタン」の感想
ヤング大会に参加した暢子たちは、いくつもの困難を乗り越えて優勝できて本当に良かったです。
小学校5年生から比嘉家の料理担当を任されていた実力は本物です。書き溜めてきた『おいしいものノート』が役に立ちましたね。
ローマは一日にしてならず
とは、まさにこのことじゃないでしょうか。暢子の料理に対する情熱が成功、勝利へと導いたと言えますね。
賢秀が詐欺師に騙されてしまったことで比嘉家はどうなってしまうのか心配です。
母・優子の子供たちを1mmも疑うことがない優しい心が裏目に出てしまったというのでしょうか。でも、僕は親としての優子は尊敬しています!
#05週「フーチャンプルーの涙」あらすじ・感想レビュー
賢秀(竜星涼)は、自分が詐欺師に騙されたかもしれない不安を抱えながら、我那覇との待ち合わせ場所であるハンバーガーショップへ足を運ぶが、我那覇はいつまで待っても来ることはなかった……。お酒に酔った賢秀は、そのまま店で暴れてしまい店をグチャグチャにしてしまう。
我那覇さん何で来ないわけ!!
昼までには絶対来るって言ったのに……
そんな比嘉家に追い打ちをかけるかのように、賢秀が暴れた日にハンバーガーショップにいた歌子の音楽教師・下地響子(片桐はいり)は、足をねん挫したことで賢秀を訴えると言い出した。
絶対に訴えます!!
音楽を愛する全ての人への冒涜です。
何としてもそれだけは止めさせようと、優子たちは下地響子を説得する。すると下地はある交換条件を言い出した。それは、歌子の魂の歌を聞かせること。
歌子!今ここであなたが歌ったら今回のことは水に流します。
ただし、中途半端な歌ではダメ!
どれだけ失敗してもいい。あなたの魂の歌を聞かせて。
賢秀は、暢子を東京に行かせてあげられない責任を感じ家を出て行ってしまった。優子と良子(川口春奈)は、どうしても暢子を東京に行かせてあげたいという思いから叔父と叔母を説得するが、許してもらうことができない。
そんな矢先、比嘉家にとんでもない吉報が届く。家を出て行った賢秀が、東京でプロボクサーになりデビュー戦をKOで勝利したという。その賢秀から十分に借金を返せるだけのお金が送られてきた。
信じられない!
本当に沖縄の一番星になったわけ。
学校では、下地響子が石垣島の学校へ行くことになる。下地響子は期待を込めて歌子へ思いを伝えようとする。
あなたは……いつでも、どこでも、どうなっても歌うことを止めてはいけません。
どんな歌でもいい。
あなたがその時歌いたい歌でいい。
あなたは歌い続ける。聞く人がたった一人でも。聞いているのが森と虫たちだったとしても!
それがあなたの人生。
暢子が東京へ行くまでの時間を家族みんなで楽しく過ごした。そして優子は、大事に持っていた父・賢三(大森南朋)が使っていたあの包丁を暢子へ託す。
持っていきなさい。
いいの……?
そして、1972.5.15。
ついに暢子が東京へ出発する日がきた。バス停ではあの日と同じようにバスを待つ。暢子はこれまで育ててくれたことへの気持ち優子へ伝える。そして良子、歌子も暢子との辛い別れを押し殺しながら見送った。
お母ちゃん……
今までたくさん……ごめんね。
歌子が言った通りだったね。
あの日から、ずっと幸せだったねー。
うちもずーと思ってた…
あー幸せだなぁって。
暢子。
18年間ありがとうね……
さぁ、海の向こうへ旅立った暢子の新たな物語がここから始まります。
いっってきまーす!
「フーチャンプルーの涙」の感想
やっぱり良い話には裏があるのは、どの時代も同じってことで気を付けたいと思いましたね。比嘉家は大変な思いばっかりしているから、早くみんなが幸せになって欲しいっていう思いが強くなります。
そして今回は、その窮地を救ってくれたのが音楽大好きな歌子なんですよね。歌子の才能を開花させるのは、ちょっとインパクトが強い下地響子先生。本当に音楽と子供が好きって感じで、下地先生のような教師に出会える生徒は幸せだなぁ。
#06週「はじまりのゴーヤチャンプルー」あらすじ・感想レビュー
暢子(黒島結菜)は、ついに沖縄の山原村から出て東京へ上京してきた。東京に着くとさっそく前田早苗(高田夏帆)と会うとさっそくイタリアレストラン『アッラ・フォンターナ』で食事をする。
出てくる料理ひとつ一つが美味しくてちむどんどんしている暢子。
まさかやー!どんな料理か全然分からん。
レストランで食事を終えた暢子は、兄・賢秀(竜星涼)を頼りに賢秀が通っているボクシングジムを訪れるが……とんでもない事実を聞かされる。
鶴見で途方に暮れる暢子の耳に懐かしい音楽が聞こえてくる。それは父・賢三(大森南朋)が歌っていた歌だった。思わず音楽が聞こえる家の前まで足が進む。
平良⁉
沖縄の名前???
平良三郎(片岡鶴太郎)は、沖縄2世で生まれも育ちも横浜鶴見。今は鶴見沖縄県人会の会長を務めているという。
親が沖縄から出稼ぎに来て、
俺たちはこっちで生まれた沖縄二世。
沖縄には住んだこともねぇし、島言葉もしゃべれねぇ。
だからこの家には、
あなたみたいな方がしょっちゅう
もう色んな相談しに来るの。
まさかの偶然が起き、平良の紹介で、初日に早苗と食事をしたレストラン『アッラ・フォンターナ』に料理人として働くための紹介状を書いてもらい、いざレストランのオーナーと会うことになる。
すると、オーナーは暢子がどれほどの料理の腕前なのかテストをすると言う。
一応、テストはしてみる。
テスト?
テスト??
最初に作る料理はサラダ。暢子は制限時間内の10分を使うことなくあっさりと食材とオリーブオイルを活かしたして合格をもらう。
このオリーブオイルは香りも味わいもさわやか。
その個性を生かした味わいができてます。
サラダの合格をもらい安心した暢子だったが、次の料理を作るよう命じられる。
得意料理を作ってください。
ここある材料で作れれば何を作ってもかまいません。
暢子は自分の得意料理を作ってほしいと言われたが、『アッラ・フォンターナ』がイタリア料理だったため”得意のイタリア料理”を作らなければいかないと勘違いをしてしまった。
さて、勘違いした暢子が作った料理は合格をもらえるのか……。
「はじまりのゴーヤチャンプルー」の感想
沖縄から1人で上京してきた暢子だけど、見知らぬ街で頑張っている姿をみてると、本当に応援をしたくなってしまいます。やっぱり頑張っている人って輝いていますよね。
ナポリタンがイタリア料理だと勘違いしてしまうのは、この時代だから沖縄にはそういう情報は入ってこなかったのかもしれませんよね。
でも、さすが暢子!二ツ橋さんの一声でもらったチャンスをちゃんと掴み取るところは、家族の料理担当の維持ですよ。はい。
#07週「ソーチンチャンプルvsペペロンチーノ」あらすじと感想レビュー
銀座の一流レストラン『アッラ・フォンターナ』で働くことが決まった暢子は、さっそく10連勤を命じられる。
いくら何でも未経験の子に10連勤は…
しっぽ巻いて逃げられるなら早い方がいいでしょ。
『アッラ・フォンターナ』の厨房は担当ごとに分かれているシステム。さらに厨房もホールも担当が分かれていないため、大忙しな1日になっている。
覚えるのもたくさんあり先輩たちから怒られてばかりいる。
比嘉!直ぐ片付けてニンニク剥いとけ。
さっそと動け!!
はい!
比嘉さん、冷蔵庫からブッロお願いします。
ブッロって?
ブッロはバター!
言葉も通じねぇんじゃ働く以前の問題だな
慣れない仕事の上、料理人の仕事は体力が必要とされる。暢子は4日目に遅刻をしてしまうが、その後は何とか頑張り10連勤を乗り越えることができた。
そんなとき、突然暢子にやんばるからの来客・砂川智(前田公輝)が訪ねてきた。
暢子ちゃん。
やんばるからお客さんだ。
智~!あきさみよー
暢子は『アッラ・フォンターナ』での仕事の辛さに心が折れそうで、仕事に行くのが嫌になっていた。でも、三郎や多江から元気をもらい、翌日は先輩たちよりも早く出勤する。
おはようございます!
ホールの窓ふき終わりました!
うそっ!?
もう来てたのか……
仕事に対する気持ちを新たに持ち始めた暢子は、ノートにたくさん学んだことを書き成長していく。成長する暢子を見守る二ツ橋シェフ(高嶋政伸)とは対象に、大城オーナーは暢子を辞めさせるきっかけを探していた。
あの、次の野菜を入れるタイミング手どうやって決めてるんですか?
野菜の汗をみる。
暢子は、いつも食べている昼食の料理でオーナーに認められると、他の仕事もやらせてもらうことを知る。
賄いで合格すると、
いろいろやらせてもらえるようになるんですか?
今更何言ってんだ!
俺たちにとって自分の腕前を披露できる、いわば昇給審査。
賄いで合格をもらい、もっといろんな仕事をしたいと思った暢子はシェフとオーナーに直接交渉に行ってしまう。
うちにも賄いを作らせてください!
だめ!まだ早い。
いつになったらやらせてもらえますか?
さあ…私がいいと思ったら。
暢子は、オーナーが何も作らないくせに、口だけうるさく言ってくるのがどうしても納得がいかなかった。ついに暢子はオーナーにとんでもないことを口にし、勝負を挑んでしまう。
うちと勝負してください。
あなたと私が???
うちが勝ったら賄いを作らせてください。
分かったー。
ただし負けたら、あなたはクビ!!
とんでもない勝負をオーナーに挑んでしまった暢子。勝負の料理はペペロンチーノ!
一方、沖縄では比嘉良子(川口春奈)の結婚の話が進んでいる。島一番の製糖工場の息子・喜納金吾は良子を愛してやまない。前田善一(山路和弘)からも話を進められ、お金に苦しい比嘉家の長女として喜納金吾との結婚を真剣に悩んでいる。
婚約してもいいのかなって思い始めてるんです……その人と。
おめでとう。
君の決断を尊重し、新しい門出を祝福する。
結婚を考えていることを石川博夫(山田裕貴)に話をした良子、結婚をやめてくれと言ってほしかったのだが、石川から出た言葉は、「おめでとう」だった。
帰りのバスでは涙をこらえきれず、悲しさいっぱいやんばるへ帰っていった。
料理人を賭けオーナーと勝負する暢子と本当に好きな男性と結婚ができない良子。2人の人生はどうなるのか……
「ソーチンチャンプルvsペペロンチーノ」の感想
突然の10連勤にも屈しなかった暢子の頑張りをみていると涙が出てきてしまいます。
先輩やオーナーからも冷たくされるのですが、暢子の明るさはそんなことでは負けません!
ちょっと遅刻もしてしまったが、暢子を見守る鶴見の人たちのやさしさが彼女を支えてくれています。
そんな矢先にオーナーに料理勝負を挑んでしまったて大丈夫なの!?って思いました。オーナーの料理は素材を最大限に生かた料理で、暢子はあっさり負けを認めてしまった…というよりかクビになる話を忘れていたと言ったほうがいいのでしょうね。
でも、そんな素直な暢子にオーナーも見ごたえがあるとでも思ったのでしょうか。賄いのシフトメンバーへ加えてくれていましたからね。
良子も喜納金吾との結婚が寸前で止めになり、まさかの石川の滑り込みセーフで結婚になるとは……
賢秀と石川のやりとりは、思わず目を濡らしてしまいましたが、そのあとの、喜納金吾の男意気に惚れてしまった私です。
#08週「再開のマルゲリータ」あらすじ・感想レビュー
暢子が『アッラ・フォンターナ』で修行をはじめてから1年半が経とうとしている。暢子は前菜を任されるまで成長している。
智は食材の卸売り業者で修行をして、フォンターナにも出入りしてる。
実はオーナーが小学校までしか出ていないことを知り暢子は驚いている。小学校しか出ていないのに外国のことを幅広く知っているオーナーの持論は「料理人は料理さえだけできればいいは駄目」幅広い視野と知識が必要だと常々言っている。
あきさみよー。
それなのに何であんなに外国のこと詳しいんですか?
沖縄では良子(川口春奈)が母親になるため里帰りをしてきていた。良子は出産後、教師の仕事を辞めて子育てに専念することを石川博夫(山田裕貴)と話し合って決めたという。歌子(上白石萌歌)は、歌手になるためのオーディションに応募するか悩み、暢子に連絡をするのだが電話が切れてしまい大事な相談ができずにいた。
暢子は相変わらず常識知らずというか、世間知らずが抜けずにいる。『アッラ・フォンターナ』にくる大事なお客様の前で、時と場合をわきまえた会話、言葉使いができないためオーナーからクビを宣告されてしまう。
今日限りでクビ!
クビ?
理由はなんですか?
しかし、東洋新聞でボーヤとしてある程度の評価をもらえたなら戻す。という条件を与えられてしまった……
雑用やアルバイトのことを東洋新聞ではボーヤさんと呼ぶんです。
東洋新聞でボーヤさんをすることになった暢子は、雑用係として慌ただしくしている。ボーヤさんとして評価してもらうのが『アッラ・フォンターナ』へ戻る条件。
暢子は、東洋新聞の芸術部で青柳和彦(宮沢氷魚)とばったり再開する。すっかり立派な大人になった和彦との再会に喜ぶ暢子。
あおやぎ?沖縄?
もしかして……
まさかやー!しんけん?和彦君?
やっぱり暢子?
暢子は、和彦と一緒に食堂に行く途中、和彦の同僚・大野愛(飯豊まりえ)を紹介される。
はじめまして、大野愛と申します。
休みの日、暢子が部屋で休んでいると驚くことに和彦が現れた。金城順次が和彦は新しい下宿人だと紹介してくれた。会社も下宿も和彦と同じ暢子。この再会からどんな日々を過ごすのでしょうか。
暢子が東洋新聞でボーヤさんを初めて半月が経ったころ、和彦はある企画の記事を書かせて欲しいと田良島にお願いをしている。その企画とは、東洋新聞の『我が生涯最後の晩餐』だった。
「我が生涯最後の晩餐」を?
僕に書かせてください。
あれがどういう企画か…
分かってます。
著名人が人生最後に食べたい思い出の食について語る、
我が東洋新聞きっての人気企画です。
和彦は「我が人生最後の晩餐」の記事を書くことを許された。今回インタビューする対象者は三ツ星レストランのチリエージョ・タルデッリ・オーナーシェフであるアレッサンドロ・タルデッリになるのだが、大のマスコミ嫌いでかなり偏屈だという噂がある。
一方、やんばるでは歌の新人歌手オーディションがおこなわれていた。歌子はそれに参加をしているのだが、緊張しすぎて声が出ない…歌えないことを暢子に伝えると暢子は歌子にアドバイスをしてあげる。
歌も料理も同じ。
料理は、一番食べてもらいたい人を思い浮かべて作る。
今、この料理を誰に食べてもらいたいか。それが一番大事!
歌も同じ。一番聴いてもらいたい人を思い浮かべてその人のために歌う。
和彦は、特別なルートでアレッサンドロ・タルデッリの取材ができることになる。時間一杯まで取材インタビューをした和彦は最後の質問をするのだが……
イタリア北部・ミラノ出身の料理人アレッサンドロが、イタリア南部の料理であるピッツァを選んだ理由は?なぜ「最後の晩餐」に選ぶのか。肝心なことが聞けていなかった。
最後に一つ…
あなたが人生の最後に食べたい、思い出の料理はなんですか?
……
ピッツァ・マルゲリータ
どんな思い出があるんですか?
……
ありがとうございます。
楽しかった。
……
追加取材を受けるには条件があるという。1960年代のどこかで東洋新聞の投書欄にある女性の投書が掲載されたピッツァが書かれた投書を探せという。暢子たちは何がなんでも追加取材をしてもらうために必死に探す。
探すしかない!
何がなんでも探して、追加取材して納得のできる記事を書くんでしょ?
その頃、やんばるでは歌の新人オーディションの予選に合格し、最終審査の当日を迎えていたのだが、大事な日に限って体調が悪く熱がでてしまった。歌子はどうしても最終審査を受けたくて体調が悪い中最終審査オーディションを受けることにする。
和彦の追加取材、歌子のオーディション、良子の出産など…みんなどうなるのか?
「再開のマルゲリータ」の感想
暢子はオーナーからクビって言われるの2回目??それにしても、なぜ新聞会社にいかせたのだろうか。それは言葉を覚えろということなのかなー。
東洋新聞社に手伝いにいったから、十数年ぶりに青柳和彦に再開することができたから良かったんですけどね。
「我が人生最後の晩餐」を書ききるためインタビュー取材を記事にするという、とても難しい仕事を和彦はよくやり切りましたよね。とても責任が重くて期待されている記事だっただけに、ものすごいプレッシャーを受けていたんのではないでしょうか。
やんばるでは、歌子が人前で堂々と歌うことができたり、良子は母親になったりして、みんな成長してますよね……と言いたいのだけど、賢秀は相変わらずフラフラと自由に生きていましたね。
でも、賢秀は生きていく中で1つだけ信念を持っている!それは「大きなビジネスで金儲けする」ってことww早くビジネスを成功させて、最後は幸せになって欲しいな。
歌子も無事に就職をして、給料で実家に電話線を引くなんてさ…すごい親孝行の娘だと思いました。
#09週「てびち!てびち!てびち!」あらすじ・感想レビュー
『アッラ・フォンターナ』では、大城オーナー(原田美枝子)が記者からの取材を受け終わると全員の集合写真を撮ることになった。そこで、女性のシェフが珍しいということで暢子が声掛けをお願いされる。
クリーム!
……
えっ…あ、クリーム…
あっバター!
チーズだろ!
暢子は『アッラ・フォンターナ』で働き始めて3年が経ち、今では前菜・アンティパストを任されるまで成長している。
シェフ、味見お願いします。
お伝えした通りレシピに自分なりの工夫をしてあります。
盛り付けが上達されましたね。
うまい…この味は?
赤ワインビネガーにちょっとだけ醤油を混ぜました。
どうですか?
これ以上は和風に寄せないでくださいね。
お客さんには、東洋新聞社エース・天城勇一が来ていた。久しぶりの『アッラ・フォンターナ』の料理を食べれるのを楽しみにしていたのだが、少し味が変わったことに残念な表情を浮かべる。
うん……シェフのは、いつもの味で美味しい。
だけど、うちの工夫も悪くないと思います。
天城さんに出したものは、しょうゆの味付けが強すぎました。
新しい試みも大切ですが、基本は大事。
リピートしてくださるお客様は、フォンターナの味を食べたいと思って通ってくださっているんです。
そのころ、沖縄では比嘉歌子(上白石萌歌)が地元の運送会社に就職して1年が経ち、だいぶ職場に慣れてきていた。
姉の比嘉良子(川口春奈)は、夫の石川博夫(山田裕貴)が家庭の手伝いをしないことから、離婚したいと母・優子(仲間由紀恵)へ愚痴をもらしていた。
おむつやろうか?
いいよ。疲れてるんでしょ。
兄・比嘉賢秀(竜星涼)は、沖縄で詐欺で騙された我那覇良昭(田久保宗稔)と東京で再開した。我那覇は、東京でも怪しいビジネスをしていて、その手伝いを賢秀にさせていたのである。
賢秀が、『紅茶豆腐』という健康食品を路上営業しているところを暢子は見かけるだが…我那覇に騙させているとも知らず、賢秀はお客さんに『紅茶豆腐』を売っていた。
お~!フッフッフ。
ご苦労さん。
いや~、にらんだ通り賢秀君は呑み込みが早い。
商才がある!
我那覇産のおかげです。
暢子は、大城オーナーから知り合いの安孫子ヨシがやっているおでん屋の売り上げを上げることをお願いされた。
しかし、暢子は生まれてから1度もおでんを食べたことがない…それを聞いたヨシは暢子におでんを食べさせ、店の運営すべてを任せると言い帰ってしまう。
ヨシさん、1つ重大な告白をしてもいいですか?
うち、生まれてから一回もおでんを食べたことがないんです…
おでんの売り上げを上げるためにはどうしたらいいか考えていると、母・優子から驚きの内容の電話くる。なんと大城房子オーナーは、暢子の父・比嘉健三(大森南朋)の叔母であることが分かった。
暢子は、大城オーナーの厳しさは親心からで娘のように思ってくれているんだと納得。その親心に答えたいと気合を入れる。だが賢秀の目当ては大城房子の財産…お金のしか考えていないのである。
待てよ。そのオーナー大城房子は旦那も子供もいないって言ってたな?
ということは、レストランの店と土地…大城房子の財産を相続するのは…
その頃、やんばるでは良子が博夫と別れたいといい実家に戻ってくる。久しぶりに孫・晴美と会えた優子はとても喜んでいるが、良子と博夫の心配をしている。
歌子も熱が下がらないため数日会社を休んでいると、歌子の会社の同僚・花城真一(細田善彦)がお見舞いに歌の本を持ってきてくれた。
思っていたより元気そうでよかったよ。
歌子、会社でちゃんとやってます?
とても気が利いて、みんなとても助かってます。
僕も歌子さんが居ないと寂しくて。
早く元気になって。
待ってるから。
暢子は、平良三郎(片岡鶴太郎)とヨシから大城オーナーの過去を聞かされた。それは、暢子にとって想像もしていない過去だった。実は大城オーナーは、戦前に両親を亡くしていてたった1人の家族の妹も戦争で失ってしまう。その後は、身1つで屋台を引きながら店を経営していたときにヨシと出会ったという。
そんなとき、賢秀は考え事をしている暢子を元気付けようと、会社へ連れていくと…なんともぬけの殻となっていて我那覇の姿はどこにもなく、再び騙されたことに気が付いたのだ。
暢子は気持ちを入れ直し、屋台を立て直すためのアイデアを考えていると、みんなが暢子のために言ってくれた言葉を一つずつ思い出す。
≪暢子の回想≫
もっと地味で新鮮味はなくても大切なことがきっとあるはずだよ。
フォンターナの味を食べたいと思って通ってくださってるんです。
迷子になった時は、一回入り口に戻る。
それが人生の基本だ。
基本の出汁は当たり前で地味だけどそれが一番大事。
暢子はみんなの言葉からヒントをもらい大切なことに気が付き、一回入り口に戻ってやり直すことにする。
「てびち!てびち!てびち!」の感想
研究熱心な暢子は、これまでの味付けに対してオリジナルを加え過ぎてしまっていたけど、料理人としてはとても素晴らしい姿勢ですよね。ただ、これがお店の商品となるとちょっと難しいかもしれません。
今までの味を好んで通い続けてくれるお客様がいるわけですからね。オリジナルな味付けは、新商品として出すときならいいんだろうけど。
でも、おでん屋を立て直すために暢子の研究熱心があったから、原点回帰できたのではないでしょうか。いろんな挑戦をしたから、お客様の望んでる方向が見えてきたと言えると思います。
そして、賢秀…人が良すぎます。でもそれは母・優子に似たんでしょうね。何回騙されれば?って思うかもしれませんが、親御ごろとして子供が頑張っていたら応援したくなるのは当たり前ですよ!
#10週「あの日、イカスミジューシー」あらすじ・感想レビュー
暢子(黒島結菜)の先輩・矢作和洋(井之脇海)は、『アッラ・フォンターナ』の花形ポジションであるストーブ前を1ヶ月のお試しで任されている。だが、まだ周りに気を使うことはおろか、自分の料理担当の場所さえ上手くやれずにいるイライラしている。
俺がストーブ前を外されたのがそんなにおもしろいか!
良子(川口春奈)は、教員の仕事に戻りたいと夫・博夫(山田裕貴)に相談をするも実家に相談したいと言われてしまった。その頃、賢秀(竜星涼)は千葉の猪野養豚場で再び働き始めている。
だからよ。お産が近づいてて熱が出た時は、柿を食べさせる。
ちゃんとした理由もなく勝手に飼料かえないでって。
運送会社で頑張っている歌子(上白石萌歌)は熱が下がらないため、たびたび会社を休みがちになっているので、大きな病院で検査をすることになる。
もっと早くちゃんとした検査を受けさせてればよかったと
後悔をしているさー。
『アッラ・フォンターナ』では、二ツ橋シェフ(高嶋政伸)が突然辞めるかもしれないと大城オーナーに告げるが、大城オーナーに「いつ辞めてもいいわよ」ときっぱりと言われてしまう。
暢子は、オーナーから新しい看板メニューを考えて料理を認められれば1ヶ月間、ストーブ前を任せると言われ張り切っていると、酔っぱらったシェフが突然あまゆに来た。すると、暢子の一言で二ツ橋が平良三郎(片岡鶴太郎)と取っ組み合いになり思わず殴ってしまう。
一方、沖縄の歌子は体調が不安定なため会社に迷惑をかけたくないという思いから、退職することになった。そして、母・優子(仲間由紀恵)と歌子は検査のため、初めて東京へ上京してきた。
アキサミヨー。
人がたくさん。
東京にきた歌子は、昔好きだった砂川智(前田公輝)と暢子の関係の良さに嫉妬してしまい、自分の人生にはない暢子の明るさがまぶしく感じている。
歌子は、暢子がうらやましいと告げる。
検査、どうしても受けないといけない?
歌子が元気になるのが一番大事!
暢ネーネーが羨ましい。
東京でみんなにかわいがられて、好きなことをして生き生きしている。
それに引き換え、自分は小さいころから同じことの繰り返しで、このまま仕事も恋愛も結婚もできないまま死んでいくんだと思い悩んでいた…。
暢子は、二ツ橋シェフから引き継いでおきたい仕入先があると言われ、休みの日に市場へ足を運んでいた。暢子は、二ツ橋から自分が居なくなったあとのオーナーをよろしく頼むとお願いをされてしまった。
それには、二ツ橋とオーナの間にあった昔の話が関係している…
検査から一週間が経ち、ついに歌子の検査結果を伝えられる日が来た。歌子は結果が悪くても東京で入院がしたくない、沖縄の家に帰りたいと言い張り診察室に入る。けど、検査の結果はなにもなく、今の医学では分からないと言われてしまった。
大変な病気が見つかったというわけじゃないよね。
そうだよね。
なんの病気もなかったということかも!
じゃあ、どうして熱が出るわけ?
どうしてうちだけ?どうして!
歌子は、自分だけは幸せになれない運命なんだと思い死んでしまった方がいいと言う。それを聞いた優子は、優しく抱きしめてあげる。
歌子だけじゃないんだよ…。
賢秀も良子も暢子もみんなうまくいかないことがある。
それでも幸せになることを諦めないで、生きていかなきゃいけないわけ。
幸せになることを諦めないで生きてくれれば…それだけでお母ちゃん幸せだから。
暢子は、辛く悲しい思いをしていた歌子のために『イカスミジューシー』を作ってあげるのだが、これが『アッラ・フォンターナ』の新しい看板メニューのヒントとなる。
大城オーナーやみんなで暢子のイカスミパスタを試食すると、みんなが認めるほどのおいしさ。見事にメニューに加えられることとなる。
そしてついに、2週間後からストーブ前のポジションに着けるようになった。さらに二ツ橋シェフが退職を撤回し、『アッラ・フォンターナ』で引き続き働くようになる。
「あの日、イカスミジューシー」の感想
歌子の病気の原因が分からず、歌子は死にたい気持ちにまでなってしまっていたのが悲しかったです。当たり前に健康で生きてるのは、奇跡なのかもしれませんね。
家族の愛が歌子の辛く苦しい気持ちを救ってくれているのかもしれません。本当に素晴らしい母だと感じました。
暢子も見事にストーブ前のポジションを掴んだし、これからも暢子の成長が楽しみです。
暢子が#9週で言っていたように、大城オーナーの厳しさは愛情からくる厳しさだったのは、間違っていなかったんですね。
イカスミ料理って沖縄から来たんでしょうか。イカスミジューシーっていう料理があるくらいだから、きっとイカスミは沖縄料理から来たんでしょうね。
#11週「ポークとたまごと男と女」あらすじ・感想レビュー
暢子(黒島結菜)がイタリア料理店『アッラ・フォンターナ』で働き始めて6年目になりました。
『アッラ・フォンターナ』では、花形ポジションと言われているストーブ前も度々任されるようになり、日々成長をしています。
『アッラ・フォンターナ』のシェフは、ずっと二ツ橋(高嶋政伸)が任されています。シェフは厨房の司令塔と呼ばれるくらい唯一無二の存在です。
ある日、シェフの二ツ橋が子供を助けようとした際、両足を骨折するアクシデントが襲います。大城オーナー(原田美枝子)から二ツ橋が復帰するまでの1ヶ月シェフ代行を立てることを、全員に伝えられる。誰がシェフ代行を務めるのかは、大城オーナーと二ツ橋で話し合い決めることになった。
話し合いの結果、二ツ橋が復帰するまで『アッラ・フォンターナ』のシェフ代行は…
あなたにシェフ代行をお願いします。
はぁ?
はぁ?
まさかやー!
シェフ代行初日は、みんなに謝ってばかりの暢子だった。何もかもが上手くいかず荷が重いのではと大城オーナーへ相談するが、「早く帰って休みないさい」の一言だけだった。
その頃、暢子のふるさと・沖縄では歌子が仕事を辞めてから家の仕事に力をいれてくれるため、優子がこれまで以上に共同売店で精を出している。しかし、博夫と結婚をした良子は教師に復帰をしたいと博夫に相談をするが、石川家が許してくれずまた博夫も実家を説得することができない状態が続いている…。
シェフ代行に悪戦苦闘している暢子は、賢秀(竜星涼)のアドバイスを鵜呑みにして厨房に立つが…逆効果となってしまい、このままではシェフ代行は失格と大城オーナーに釘を打たれてしまう。
このままではシェフ代行、失格。
失格?どうしてですか?
自分で考えたら?
暢子は自分で考えてみるものの、なかなか良い答えを見つけることができないでいた。すると三郎(片岡鶴太郎)がヒントとなる声をかけてくれる。
ポークと卵みたいなもんだよ。
どっちが上か下かじゃねえだろう?
なかなか答えが見つけられなかった暢子だが、優子からかけてもらった言葉が答えを見つけるヒントになる。二ツ橋シェフや大城オーナーが暢子に何を期待して、シェフ代行を任せてたのか。その答えがようやく見つかったのだ。
翌日から暢子は、『アッラ・フォンターナ』の厨房で自分らしさを取り戻し、シェフ代行としての1ヶ月間を見事に乗り切って見せる。
一方で、賢秀や良子、歌子はというと…。
賢秀は就職活動が上手くいかず、千葉の『猪野養豚場』に出戻りまた働き始じめる。
そして良子は晴美は比嘉家に戻り、優子と歌子と暮らすことにな良る。学校の先生をやることを諦めきれない良子は、博夫との話し合いにより仕事に復帰。しかし、石川家では大反対は変わらない。
「ポークとたまごと男と女」の感想
二ツ橋シェフが両足骨折と聞いたときは『アッラ・フォンターナ』がどうなってしまうのか心配でしたが、そこは暢子の努力と才能で乗り切れて良かったです。
賢秀はやっぱりアベベとアババを育てていたこともあって、養豚場で働いているときは生き生きとしている気がしますね。もうさ、清恵と結婚でいいんじゃないかと思えてきます。清恵もお見合いを断ったことですしね。
良子と博夫は新しい家族の在り方を探しているけど、この時代は女性が家を守るって考えは当たり前のことだったんだろうと思いますね。特にやんばるのような田舎では、難しいのではないでしょうか。
次週から、暢子に恋の予感!?いよいよ暢子にも恋のにおいがしてきたんですねー!
#12週「古酒交差点」あらすじ・感想レビュー
暢子は『アッラ・フォンターナ』で働き始めてもうすぐ丸6年。雑誌の取材を受けるまで料理人として成長をしているだけでなく、恋人や結婚願望など仕事以外のことも聞かれるほど大人の女性へと成長しています。
うちは料理が恋人です。
和彦もまた学芸部のエースと言われるほど頼りになる新聞記者になっています。沖縄のことを語る和彦の目はとてもキラキラとしていて、そんな和彦を見ているのがなんだか嬉しい暢子でした。
沖縄は僕のライフワークなんです。
智は食品卸しの会社を立ち上げ独立することになります。智は暢子と将来の大事な話がしたいとデートに誘うのだが、暢子は智の気持ちに全然気が付いていない状態…。暢子は2人で出掛けるよりも和彦や愛も一緒に4人で出掛けようと誘う。
別の日に『アッラ・フォンターナ』では、和彦と愛が将来について両親たちと食事をしながら話をしているのを聞き、なぜかわじわじーしている暢子でした。
久しぶりに早苗が暢子の家に遊びにきたのだが、なんと結婚報告をしに来たのである。早苗はウチナーンチュ同士が良いといい、智が暢子のことをずっと好きだということを伝えてしまったのです。
ついに智とのデートの日、おしゃれな服を着て『アッラ・フォンターナ』で智との食事をする暢子に、真剣な表情の智は将来について思い告げます。智に思いを告げられる暢子の思いをよそに、なぜか和彦がわじわじーしています。
暢子も和彦も、自分たちの結婚話よりも互いの結婚が気になる様子。そんな二人の関係がぎくしゃくしてしまい、ちょっとしたことで口ケンカをしてしまうのです。
関係ないだろ。
僕たち2人の問題なんだから。
だったらうちに相談しないで!
一方、賢秀は相変わらずお金にだらしなく、せっかくもらった給料で大量に石鹸を購入してしまうのです。突然、養豚場を訪れた可愛らしい営業の多田直美(安野澄)に一目ぼれ!?をしてしまい石鹸を買ってしまったのだ。
実は今、経営の方がすごく厳しくて…
やんばるの学校では学校に行きたくないという生徒に悩まされる良子は、親御さんと話をするが解決をすることができずに悩んでいます。
暢子は、午後からの仕事の日に智の会社に差し入れをもって遊びにいきます。何やら奥で物音がしたので行ってみると、そこには意識がない智が倒れていた。
驚いた暢子は沖縄県人会の方たちや和彦へ連絡をして智の元へ来てもらうのだが、智の会社には今日配達しないといけない仕事の伝票がたくさんある…。
配達…行かないと。
行けるわけないさ。
こんなに熱があるのに。
鶴見沖縄県人会のみんなは力を合わせ、配達を協力することにする。暢子も『アッラ・フォンターナ』の大城オーナーに事情を説明をして休みをもらうことになるのだが…。賢秀がまたしても問題を起こし、暢子やオーナーへ迷惑をかけることになる。
暢子も東京へきて丸6年が経過しようとしているんですね。
一番最初は、大城オーナーから10連勤をやれと命じられ、何とか乗り越えたところから始まった『アッラ・フォンターナ』の仕事。
それが、シェフとしてインタビューを受けるまで成長した暢子は本当に努力家だと思います。
比較するわけじゃないが、賢秀はいつになったら落ち着いてくれるのだろうかwwビッグなビジネスを…といつも口癖のようにいっているけど、まずはコツコツ働いて母・優子を安心させて欲しいよ。
暢子の周りでは、結婚や恋人の話が急に出てきているけど、正直になるとやぱり和彦なのかなー。来週からの『ちむどんどん』がまた楽しみになってきた!。
#13週「黒砂糖のキッス」あらすじ・感想レビュー
賢秀は恋の病にかかってしまい仕事に身が入らない状態だ。多田直美(安野澄)が忘れられずにボーとして、猪野清恵(佐津川愛美)の声が耳に入っていない。
逃した魚はでかいやっさー
同じように暢子も、初めて恋をしている自分に気づいてしまった。好きになったのは同じ下宿の住み幼いころに沖縄で一緒に過ごした青柳和彦(宮沢氷魚)。暢子は恋に悩む自分の気持ちに振り回されてしまい仕事でも失敗ばかりしてしまう。
順調に結婚まで進んでいると思われていた和彦と大野愛(飯豊まりえ)にも少しずつ歯車のズレがでてきてしまい、お互いの仕事や結婚への気持ちが変わろうとしている。
ある日の朝『アッラ・フォンターナ』で事件が起きる。突然3人が退職届けを置いて仕事に来なくなってしまったのだ。
臨時で大城オーナー(原田美枝子)が厨房に入ることになり、暢子や二ツ橋シェフ(高嶋政伸)らと一緒働くという事態になる。
予約で満席の『アッラ・フォンターナ』の厨房は、嵐が来たかのような忙しさとなるのだが、暢子は大城オーナー働く姿をみて”ちむどんどん”していた。作る料理も周りへの指示も完璧にこなしている。そんな姿に見とれてしまい仕事の手が止まってしまう暢子…。
手が止まってる!
アイヤーすいません。
忙しい1日を終えた暢子。1人で次の日の仕込みをしていると、そこに突然、愛が訪れてくる。暢子は愛に対して、和彦への思いを隠しているのが嫌で本当の気持ちを伝えることにした。
でも暢子は、和彦への思いをきれいさっぱり諦めることも正直に伝える。暢子は『アッラ・フォンターナ』のトラブルが起きて忙しかった1日の中で、大城オーナーが料理をする姿を見て自分の料理への思いを改めて考え直すきっかけとなったのだ。
うちもいつか、オーナーみたいになりたさー。
その頃やんばるでは、自分の生徒との問題に悩んでいる良子がいた。自分のせいで口をきいてくれなくなった生徒とどうやって仲直りをすればいいのか…。
夫の博夫(山田裕貴)へ悩みの相談をしていると問題を解決できそうなことを教えてくれた。
次の日、良子は生徒の気持ちになり生徒から教えてもらうという姿勢で向き合うと、うまく仲直りをすることができた。良子はちょっとホッとし、教師としてまた1つ成長したのだった。
夏が近づき、鶴見ではエイサーの練習が始まっている。あまゆでは、暢子が料理を作っていると愛と待ち合わせをしてる和彦が帰ってきて2人きりになる。しばらく話していたのだが少し妙な雰囲気になってきてしまった。
暢子は和彦が結婚したら鶴見から引っ越してしまうことを思い出し、昔毎日みていた海に行きたいと言い出すと…。
最後にパ~と騒ごう、みんなで。
2人でも…いいけど。
智は独立後、初めて沖縄にビジネスの交渉をするため戻ってきた。知り合いの農家から野菜の仕入れ交渉をし終わると、最後は優子(仲間由紀恵)がいる共同売店へと向かったのだ。仕事が軌道に乗ったら暢子と結婚させて欲しいと自分の意思を優子へ伝える。
智の意思を聞いた歌子は、自分だけ花咲くことなく何も変われないままやんばるで終わっていくのではないかという不安と悲しいさを抱いていた。
すると突然、上原照賢(大工哲弘)という男が比嘉家を訪ねてきた。
比嘉賢三のうちか?
そして歌子は、上原が父・賢三(大森南朋)に民謡を教えていたと聞かされる。よく聞くとむかし賢三は民謡歌手になりたい夢があり、そのころに上原が三線と歌を教えていたというのだ。
何も夢が持てなかった歌子にとって、昔の賢三の話、上原との出会いが歌子を変えていくのである。歌子は今”ちむどんどん”している。
うちなりたい。
うちは民謡歌手になりたい。
鶴見では愛のファッション誌の企画書を完成させるため暢子・和彦・智らと共同作業をしていた。若い4人がファッションについて話をしていると和彦のある一言が愛にアイデアを与えた。無事に企画書を終わらせた暢子らは、愛の提案で海になったのだが…。
・フォンターナでの退職問題
・良子と生徒の問題
・智の暢子への思い
・暢子の和彦への思い
など、「黒砂糖のキッス」もあらゆる問題や思いがあり楽しかった。
3人も退職してしまったフォンターナはどうやって運営していくのだろうか…。そんな不安を吹き飛ばすのが大城オーナーの料理の知識や技術は素晴らしいですね。暢子が憧れちゃうの分かります。
もし、職場の上司で大城オーナーみたいな人がいたら、いつかあの人のようになりたいって思っちゃいます。
暢子も人生初の恋をして頭が和彦のことでいっぱになってしまっていたけど、退職問題をきっかけに頭を切り替えることができたのかな。大城オーナーのような素敵な料理人になれるよう頑張れー。
海にいった4人のシーンは個人的に何か切なさを感じる映像だった…また来週からの話が気になってしまっています。
#14週「渚の、魚てんぷら」あらすじ・感想レビュー
鶴見では、沖縄角力(すもう)大会の日が近づいてきている。
暢子(黒島結菜)は沖縄角力大会の日、仕事が休みのためお弁当づくりで参加することにした。すると和彦(宮沢氷魚)も鶴見を引っ越す前の思い出として参加することを決める。
13日の日曜日、うち、見に行ける。
じゃあ、僕も鶴見最後の思い出に参加してみようかな。
今日は『アッラ・フォンターナ』に西郷久雄(高木渉)と西郷めぐみ(新井美羽)が特別なお客様として来店している。
西郷家は5年前に奥様を病気で亡くしてから、めぐみの誕生日に必ず2人で来店するのが恒例となっている。
久雄とめぐみが食べる料理は、母が大好きだった『ポルチーニのリゾット』なのである。
これは母が最期に『アッラ・フォンターナ』に来店したときに食べて大好きだった料理。2人は仲良く食事をしていたのだが、父・久雄が再婚の話をめぐみにすると店の外へ…
暢子の兄・賢秀(竜星涼)は、男2人に絡まれていた女の子・水国和香子(駒井蓮)を助けてあげるも、あまりの可愛らしさに一目ぼれをしてしまう。仕事がなくなり青森に帰ろうとしたのだが汽車代がなくて困っていたのだ。
しばらく、うちに泊まんな。
いよいよ沖縄角力大会の日がやってきた。
毎年、お弁当が配れらる角力大会の今年のメニューは…暢子特製の魚とゴーヤの天ぷら弁当である。
3連覇を狙う智(前田公輝)は、もし優勝したら暢子へプロポーズをすると三郎や順次(志ぃさー)へ伝える。
今日、優勝したら暢子にプロポーズします。
智が暢子へプロポーズをするかもしれないと知った和彦の心情は…。そして、そんな和彦をみて何も気が付かないはずのない愛(飯豊まりえ)の気ちは…。
暢子、智、和彦、愛。
4人それぞれが成長していく中で複雑に絡み合う感情…。
まだまだ続く4人の関係はこれからどうのようになるのでしょうか。そして、いつか自分の店を持つという目標を立てた暢子はどんな料理人になっていくのか。
とても楽しみです。
#15週「ウークイの夜」あらすじ・感想レビュー
暢子(黒島結菜)と兄・賢秀(竜星涼)は、沖縄の旧盆の最終日であるウークイに合わせて故郷のやんばるへ帰ってきた。
和彦(宮沢氷魚)は、愛(飯豊まりえ)との婚約がなくなり、暢子へ思いを告げるも保留にされてしまった。
愛も昔からの夢を追いかけ、東洋グラフで仕事をする決意をし直ぐにパリへ経ってしまう。和彦は気持ちの整理がつかず、仕事が手に付かない状況。そんな状況の中、田良島(山中崇)が仕事の話をしてくる。
すいません、少し時間をください。
まだ、気持ちの整理がつかなくて…
それは沖縄で遺骨収集をしている嘉手刈という老人への取材内容を記事にする仕事だった。大急ぎで沖縄行きの飛行機に乗った。実はこの取材は、大城オーナーが協力してくれていたのだった。
これ、嘉手刈さんに渡して。
和彦は遺骨収集の現場に到着し、嘉手刈に取材許可を取ろうとしていると、そこには暢子の母・優子(仲間由紀恵)がいた。優子は、遺骨収集現場で会ったこと暢子には言わないで欲しいという。
また、暢子と賢秀、良子(川口春奈)、歌子(上白石萌歌)の姉弟4人は、優子の行動を疑問に思い、自分たちに隠しごとがあるのではと問いただす。
お母ちゃん、うちたちはもう子供じゃないんだよ。
本当のこと話してちょうだい。
実は、父・賢三(大森南朋)と優子は昔から遺骨収集の活動に参加していることを暢子たちには内緒にしていた。なぜ、賢三と優子は遺骨収集活動に参加をしていたのか…
優子は暢子たちにずっと話さないでいた真相を話すために重たい口を開いたのは、ウークイの夜だった。
今日はウークイだし…
もう話してもいいよね。
それがたった一つ親の仕事だって話していたよね…
その頃、和彦は嘉手刈へ取材への熱い思いを伝える。田良島や大城オーナーの好意で沖縄へ来れたことを伝えると、嘉手刈は少しずつ心を開き始めた。
優子は兄妹4人に賢三との苦しく辛い昔の話をした。若いころに大好きな家族を失った優子は、誰よりも家族への思いが強かった。
その強い思いから、賢三の異変に気が付けず死なせてしまったこと、兄妹4人から賢三を守ってあげられなかったことを後悔し、ずっと謝れなかったと涙を流す。
ごめんね。
みんの大好きなお父ちゃん守ってあげられなくて…
ごめんなさい…ごめんなさい。
沖縄のウークイの夜は静かに過ぎていった…
沖縄で起こっていた戦争、後世へ語り継ぐ大切な行事の1つだと思いました。
経験者が少なくなっていく現状で、どうやって真実をできる限りリアルに残していけるのだろうか…。
情報発信が簡単にできる今の時代、正しくない情報も簡単に発信できてしまう。何が真実で何が嘘なのか…考えさせれらる。
賢三と優子、大城オーナー、平良三郎、暢子たち兄妹がみんな繋がっていると知って、ますます『ちむどんどん』のドラマが楽しみになってきました。
#16週「御三味に愛を込めて」あらすじ・感想レビュー
暢子(黒島結菜)と和彦(宮沢氷魚)は、ついにお互いの思いを伝え、沖縄の海で結婚を約束する。
うちと結婚してください!
うん、結婚しよう!
さっそく暢子と和彦は、母・優子(仲間由紀恵)と姉妹・良子(川口春奈)、歌子(上白石萌歌)へ結婚の報告をしに行った。
ふつつかな娘ですけど、末永くよろしくお願いさびら。
母と姉妹は喜び、暢子は祝福を受けとても喜んでいるのだが、和彦の顔は雲行きが怪しい…。和彦も電話で母・重子(鈴木保奈美)へ報告する。
次の日曜日、暢子たち和彦の実家へ伺う。そこには気品のある女性が待ち構えていた。暢子は、重子を目の前にして自分の名前をサーターアンダギーと言ってしまうほど緊張してた。
私が…あっ、あっサーターアンダギーです…
空気がなごみ、和彦が正式に暢子を重子に紹介をすると…とんでもない言葉が重子から帰ってきた。
結婚は、許しません!
暢子と和彦は、どうしたら2人結婚を重子に認めてもらえるか考えた。すると、暢子に1つのアイデアが浮かぶ。
それは、暢子のおいしいお弁当を重子に食べてもらうというのだ。
おいしいものを作って、和彦君のお母さんに食べてもらうわけ!
和彦もなんとか重子に認めてもらおうと、向き合って話し合うため重子を訪ねる。しかし、重子の考えは変わらない。
日曜日に暢子がごちそうを作って待っているから来て欲しいと、重子に伝えその場を去っていった。
そのころやんばるでは、智(前田公輝)が比嘉家に顔を出していた。暢子に結婚を断られてからみんなに顔を出しづらかったことを告げると優子は優しい言葉をかけてくれた。
おばさんには…かなわないヤッサー
重子と和彦を待つ暢子は、あまゆで腕によりをかけた料理を作り待ってた。2階にあがり着替えていると1階から何やら怪しい物音が…暢子は嫌な予感がしてたまらない。
なに!?いやな予感がする…
嫌な予感が的中する。賢秀は暢子の結婚のご祝儀を競馬で1発当ててやろうとしていた。腹を空かせていた賢秀は、あまゆにある豪華な料理を無神経にも食べ始めてしまっていたのだ!
ニーニー!?
あっ駄目!それは食べたら駄目!
静かにしれ!
ちょうどその時、あまゆに重子と和彦が現れてしまった。競馬に負け暴れる研修を見てしまった重子は、あきれて帰ってしまう。
そのころやんばるでは、良子が石川家のために御三味(うさんみ)料理※を作るようにと言われてしまい困り果て、暢子に相談をしていた。
※御三味…旧盆や清明祭などの行事や法事に欠かせない代表的なお供え料理で豚肉を中心として山や海の食材を重箱に詰め合わせたもの(引用:ちむどんどん解説)
博夫は勇気を振り絞り、石川家の男たちへ良子への思いを伝える。そしてある決意を表明する!
良子を認めないなら、二度とこの家の敷居はまたがない覚悟です!
それを聞いていたおばぁが、博夫の意見は間違っていないことを尊重する。すると石川家の男たちは、たちまちおばぁの言うことを聞き、無事に博夫と良子は石川家に理解してもらえたのだ。
一方の東京では、以前に働いていた矢作(井之脇海)が突然『アッラ・フォンターナ』へやってきた。
オーナー!オーナーいるか!?
その目的は一体…
やっぱり、暢子と和彦が結婚する運命だったですね。
やんばるで過ごした幼いころから、2人は気が合わないようで気になる存在でいたのでしょうか。
和彦の母・重子の登場は初めてだったけど、和彦がやんばるに居いたころ父と母はよくケンカをしていたというセリフを思い出しましたね。
癖が強い母親だけど、暢子は誠実に真っすぐな態度で重子に向き合う姿は、なんとも見習わないといけないと感じました。
和彦の手紙と手料理を重箱に詰めて送った作戦は大成功でよかったです!
そんな矢先に、突然退職した矢作が現れたのには驚きました。もう登場しないと思ってたので…
オーナーを呼びつける威嚇する姿、何やらまた問題が起きそうですね…
#17週「あのとき食べたラフテーの」あらすじ・感想レビュー
以前『アッラ・フォンターナ』を突然退職した矢作(井之脇海)はもらい忘れた退職金を受け取りにきたという。雰囲気もかなり変わり、何か嫌な雰囲気がする。
オーナーに伝えてくれ。
もらい忘れてた退職金、受取に来たってな!
そのころ和彦(宮沢氷魚)の母・重子(鈴木保奈美)は、東洋新聞社へ乗り込み田良島(山中崇)へ結婚に反対して欲しいと伝える。
結婚に反対してください!
息子が不幸になります。
家の格が釣り合いません。
無駄ですよ。
次は披露宴でお会いしましょう!
翌日に暢子(黒島結菜)が出勤すると、みんなが深刻な顔をして集まっている。理由を聞くと、昨晩の売上金と店の権利書が盗まれてしまったという。
もちろん疑われているのは矢作だが、オーナーは矢作について警察に伝えたくないという。さらには、『アッラ・フォンターナ』の中の問題は外に漏らすなと警告する!
この件は、この店のスタッフだけの秘密。
私の命令は絶対!
すると、嫌な予感が的中した!
権田という男が『アッラ・フォンターナ』に現れると、矢作に融資をしたが、元金はもちろん利息の返金されない。権田は矢作から預かった権利書だして1000万円で買い取ってほしいと交渉してきた。
しかしオーナーは一歩も引かず、権田たちと取引はしないと断言!したのだが…
この先どんなことになろうとも、皆さんのことも必ず守る。
私がこれまでみなさんを裏切ったことがありますか?
いや、一度もありません!
翌日和彦と重子が、暢子の働くレストランで食事をする日がやってきた。オーナーも2人を丁寧に迎え入れるのだが、重子はオーナーの過去について調べたことを根掘り葉掘り聞きだす。
そんな重子に嫌な顔一つせず答えるオーナーの寛大さに暢子も影響される。
過去とは縁を切れません。
過去も未来も含めて私の人生。
しかし、こんな大事な日にまたトラブルが起きてしまう。おそらく権田の仲間であろう男2人が騒ぎだしたことで、お客さんがみんな帰ってしまった…もちろん重子も嫌味を言い残して帰ってしまう。
品のないお店には品のないお客が出入りするの。
それから2週間、『アッラ・フォンターナ』への執拗な嫌がらせが続き、次第に客足が遠のいていってしまう。
仕方なく『アッラ・フォンターナ』は臨時休業になってしまった。
暢子はこれ以上の嫌がらせがきたとき、オーナーが1人だと心配なので残ることにした。そしてオーナーの過去について知る夜となった。
同じように和彦も、大切な人と一緒になるためには三郎(片岡鶴太郎)の過去を知る必要があったのだ。
僕が愛する女性を幸せにするために1つ相談事があるんです。
そして再び権田が『アッラ・フォンターナ』を訪れる日、ある男が大城オーナーや『アッラ・フォンターナ』を救いの手を差し伸べた。それが三郎だったのだ!
権利書おいてとっとと出ていきな!
三郎のシベリア時代の恩が、権田たちの組織から権利書を取り戻し、今まで通りの『アッラ・フォンターナ』に戻ることができた。
暢子は三郎に感謝を伝えつつ、大城オーナーと会ってほしい強い気持ちから、披露宴を『アッラ・フォンターナ』で開くと決意する。そうするれば、嫌でも2人が顔を会わせるとと考えたからである!
オーナー!披露宴、ここでやらせてください!
ようやく事が収まったと思ったのも束の間、今度は兄・賢秀(竜星涼)と姉・良子(川口春奈)が和彦の実家へ直接行き、重子に結婚を了承してもらおうというのだ。
賢秀と良子は、重子の心を動かすことができるのだろうか……。
突然の矢作の登場にちょっと驚きましたね!しかも雰囲気もかなり変わってしまって……レストレランの経営が上手くいかず、大城オーナーに退職金をもらいに来たらしい。
退職金を借金にあてようと考えたが受取れず、強引に権利書を奪うとは、なんとも卑怯な男矢作!
それにしても、暢子の周りには暢子に手を差し伸べる人も多い。それだけ暢子は周りの人たちから愛されています。
それもそのはず!
暢子自身が周りの人たちを愛していますからね。
次は、暢子と和彦の結婚を認めてもらうため、どうやって重子に認めてもらうか……。
兄妹やフォンターナのみんなに助けられながら再び重子にアタックします!
#18週「しあわせのアンダンスー」あらすじ・感想レビュー
暢子(黒島結菜)は和彦(宮沢氷魚)との結婚に対して自信を無くしていた。
うちも失敗ばっかりさー。
もしかしたら、この結婚も…。
けど、姉・良子(川口春奈)の励ましで元気を取り戻し、良子に改めて感謝をする。
一方、和彦も母・重子(鈴木保奈美)への感謝の気持ちと家族みんなで楽しく過ごしたときを思い出していた。そして暢子となら、あのときのように家族みんなで楽しく暮らせると信じ「同居」を提案する。
『アッラ・フォンターナ』に重子を招待する前日、どんな料理を振る舞うか迷っている暢子に大城オーナーは(原田美枝子)あることを思い付いた!
おいしくないもの出しましょう!
そのころ、兄・賢秀(竜星涼)と良子が和彦の実家に伺い、重子に正面からぶつかりにいくが…いきなりオルゴールを壊したり、大きな声で怒鳴ったり、おばさんと呼んだりと散々な結果となってしまう。
お母ちゃんを悪く言うのだけは絶対に許さん!
おばさんには、いちゃりばちょーでーの心がないわけ?
兄妹たちの思いは上手く重子には伝わらなかったまま、再び『アッラ・フォンターナ』での食事会の日きてしまう。
大城オーナーの提案通り、おいしくないものが次から次へと運ばれてくるのだが…
出される食事はすべて戦後の闇市で主に出されていたときの味を再現した。
クジラ?
まさか…。
これを食べた重子は、戦後貧しかったときに家族で一緒に食べた食事が、自分の人生で一番幸せな時間だったのだと思い出す。
やっぱりこれ…。
懐かしい。
暢子は和彦の父からの学びを重子へ伝える。
人それぞれがもつ大切な宝物や思い出は違うが、それを知り考え、互いを尊重する気持ちの先に、本当の幸せがあるのだと…。
重子は心を動かされついに結婚を認めてくれた。
披露宴はイタリア料理でお願いしますね。
しーちゃんと読んでくださる?
暢子は嬉しさのあまり目に涙をためて微笑んでいる……。
ようやく結婚を認めてもらった暢子と和彦は、披露宴に向けて準備を進めている。『アッラ・フォンターナ』のシェフたちも披露宴で提供する沖縄料理の練習を熱心になってくれている。
そしていよいよ、暢子と和彦の結婚披露宴の日がやってきた。大城オーナーは朝から落ち着かない様子だ。それもそのはず、今日は三郎と多江(長野里美)も披露宴に出席するのだから。
ちゃんと隠れずに受付にいてくださいね。
沖縄では智に那覇空港まで送ってもらう予定の歌子が熱があり倒れている。そこへタイミングよく智が迎えに来たのだが…
話は東京へ戻すと、大城オーナーが心の準備ができていない状態のまま『アッラ・フォンターナ』に三郎と多江が訪れる。
お久しぶりです。
家内の多江です。
緊張と動揺が隠せない大城オーナーに多江が話しかける。
お目にかかれてよかったです。
思った通りの方でした!
私も今、同じことを思っていました…。
そして披露宴は始まり、たくさんの人たちに祝福をしてもらう暢子と和彦は幸せの絶頂の中にいた。
幼馴染の智や大城オーナーから祝福の言葉をもらい、歌子は歌で暢子と和彦を祝福をした。人前で歌うのが苦手だったが、暢子のため一生懸命に歌った歌は出席者みんなの心へメッセージが届いただろう。
汝の立つ処 深く掘れ そこに必ず泉あり
お色直しでは、母・優子が暢子に来てもらうのが念願だった琉装を装い親孝行をする。料理の最後には、父から教わった沖縄そばをみんなに食べてもらった。
そのときだった…みんなの笑顔や喜びの声が聞こえてきて、将来の自分がやりたい店を見つけられた!
うちは、沖縄料理のお店を開きます!
今日の結婚披露宴まで、暢子と和彦の2人は山あり谷ありで喜びや苦労もたくさん経験してきたけど、無事に結婚披露宴をやることができて本当に良かった!
大城オーナーの『アッラ・フォンターナ』の昔話もとてもすてきな由来があったのだと知り感動しました。
そして、暢子はついに自分の店をもち旅立ちの決意をする。店は驚くことに沖縄料理店!?大城オーナーも思わず「えっ?」と声が出てしまった。
来週からは独立に向けて、どんな物語になるのでしょう!
#19週「愛と旅立ちのモーウイ」あらすじ・感想レビュー
結婚披露宴を終えた暢子(黒島結菜)と和彦(宮沢氷魚)は、あまゆで新婚生活を始めることになる。
おいしい。
ありがとう。
そんな言わないで。
簡単なものだのに。
大城オーナー(原田美枝子)は、以前から暢子に独立を進めていて、暢子も自分の店を持つ目標に向かって『アッラ・フォンターナ』で日々働いている。
暢子は和彦の母・重子(鈴木保奈美)と結婚披露宴以降、とても良好な関係を気付いているようだ。
しーちゃん。そこ大事だから。
二ツ橋シェフは過去の自分の失敗から、暢子の独立を心配し厳しくアドバイスを送る。また、オーナーの心情についても心配をしている。
週に一度は時間を作ってこの店に顔出し、オーナーにお店の状況を報告すること。
その頃の兄・賢秀(竜星涼)は、再び我那覇(田久保宗稔)に出会い怪しいビジネスに誘われ、ねずみ講の詐欺ビジネスに足を突っ込んでしまう。
その結果……また比嘉家が犠牲に。
どうだ、俺ともう一度新しいビジネスに挑戦してみないか?
暢子は店舗兼住まいが同じ建屋になってる物件を気に入るが、契約するか迷っていた。もし失敗してしまったら、借金だけが残るのを考えると前に進めないでいた。
そんなとき、故郷にいる妹の歌子から励ましの言葉をかけてもらい、物件を契約する勇気が湧いてきて和彦に自分の思いを伝える。
そんな大事なときに、ねずみ講をやっている賢秀の会社が警察にマークされている情報を入手した和彦は、急いで暢子に知らせようとするが時すでに遅し。
おい、ドンピシャー!
賢秀は大城オーナーからねずみ講という犯罪に関わっているから真実を確かめるよう言われ我那覇の元へ訪ねていた。そこでは、我那覇も騙されていて配当金の支払いについて揉めていた。
騙したんですね。
これ悪徳商法の犯罪なんでしょ!
騙されたことに気が付いた賢秀は、会員をやめるというが200万円の違約金を払えと言われる。暢子は賢秀を助け出すために、店の開業資金として用意していた大事な200万円を渡してしまった。
開業資金のため貯めていた200万円がなくなってしまい、諦めていた暢子だったが良子(川口春奈)と博夫(山田裕貴)からの援助があり、予定通り開業を進めることができた。
そして、『アッラ・フォンターナ』出勤の最後の夜…
本日をもってうちは、このフォンターナを卒業させてもらいます。
皆さん、本当にありがとうございました。
暢子と和彦は幸せな新婚生活を送っているようで良かったです。
開業に向けて頑張っている暢子は、店舗にする場所も見つけることができて、いざ出発というときに……
賢秀~、家族に迷惑をかけて巻き込むのはもうやめてくれよ……でも賢秀も今回ばかりは、かなり反省した様子だったね。
良子と博夫のおかげで暢子は無事に開業ができて本当に良かった(涙)
博夫、ナイス判断だよ!
フォンターナでの最後の夜、2人きりの食事ではオーナーがなんだか寂しそうで、かわいそうだったな。
#20週「青いパパイヤを探しに」あらすじ・感想レビュー
ついに暢子(黒島結菜)と和彦(宮沢氷魚)の間に子供を授かりました!出産予定は来年の年明け。暢子は、仕事も育児も頑張ろうとするが、大城オーナー(原田美枝子)は両立する考えに大反対!
2ヶ月って。
新しい家族が増える。
すごい!
延期!
お店のオープンは延期しなさい。
さっそく母・優子(仲間由紀恵)にも報告をする。暢子は大城オーナーの考えを優子へ相談してみる。優子は暢子の両立したい考えを信じてあげたいから、もう一度大城オーナーへ相談してみるように伝えた。
えっ?ええっ?赤ちゃん?
おめでとう!
やんばるの歌子(上白石萌歌)は、沖縄民謡のレコードを出したいという夢を持つようになっていた。智(前田公輝)は歌子の夢が叶うと信じ応援していると伝えると、歌子はとても嬉しそうな表情をする。
うちもいつか、こういうのが出せたらいいな。
俺は、歌子の歌が大好きさ!
そのころ姉・良子(川口春奈)は、学校の給食主任として必死にがんばっていた。やんばるの子供たちに地元のおいしい野菜を食べてもらいたくて、調理員の安室のおばぁに相談するも断固として拒否!
協力はできないねー!
この村の野菜はおいしい!デージおいしい!
それを今の子供たちに伝えたいんです。
話は東京へ戻り、暢子と和彦は妊娠の報告を重子(鈴木保奈美)へ伝えにいくのだが、東洋新聞をクビになった話になり、重子は興奮状態…。妊娠を知った重子は、名前が気になりどんな名前か尋ねると「ちむどんどん」という暢子の答えに驚愕してしまう。
由緒ある青柳家の子供の名前が…
暢子は大城オーナーに独立の話をもう一度相談してみる。そのとき、なぜ大城オーナーが今のタイミングでの独立を反対するのか聞かされる……。
大城オーナーは暢子の強い意志を受け入れる。その代わり3つの条件をだし、条件を受け入れるなら独立に賛成すると言ってくれた。
この3つを守れるなら…
私は反対しない。
暢子は大城オーナーの優しさに感極まり目に涙を溜めながら、
分かりました。
ありがとうございます…。
和彦はさまざまな出版社へ企画書をもっていくが、思うように上手くいかないでいた。暢子もオーナーから言われたように、信頼できる料理人を探してみるのだが…。
そんなとき、あまゆの外で食い逃げの男がいると大騒ぎになっている。暢子と和彦たちも行ってみると、なんとその男は元フォンターナの料理人「矢作」だった…
まさかやー!!
矢作は『フォンターナの権利書を盗んだ』事件以来、仕事を探しながら鶴見周辺を転々としているたところ暢子たちに出会う。
暢子は矢作に料理人探しをしていると話すが、断られてしまう。
矢作は言葉とは裏腹に、自分の包丁を大事に持っているのを暢子はしっかり見ていた。
もしよかったら、うちの沖縄料理のお店を手伝ってもらえませんか?
冗談じゃねぇ、なんでお前の下で。
第一、俺はもう料理人じゃね!
沖縄では智が歌子のために、歌うためのステージを用意している。お得意様の店にいき、お金は要らないから歌わせてほしいと頭を下げていた。
幼馴染でデージ歌のうまいレコード歌手の卵がいるんですけど……
この店で歌わせてやってもらえませんか?
智のお得意様の店で、いざ歌うことになった歌子だったが……声が小さくて客からも罵声が飛ぶ。そして客同士がケンカをしてしまい、自信をなくした歌子は逃げ出してしまった。
レコードなんか出せるわけないのにバカみたいなこと言ってるって心の中で笑ってた?
笑ってない!!
俺は歌子のファン第1号になる!
お互いの思いを分かりあい、揉め事もなんとか収まり、2人の信頼もさらに強くなった。
そして、良子は子供たちのために、何とか地元の農家から仕入先を探しているが、どこも話を受け入れてもらえないでいたのだが……
うちの親戚と友達。この人たちは給食用に野菜を提供してもいいって言ってくれてる。
頼んでくれたんですか?
ありがとうございます!
暢子の店も修繕をしながら完成に近づいてきている。相変わらず信頼できる料理人を探している暢子だが、なかなか任せられる料理人が見つけられない。
矢作さん、どこで何をしているのかね。
働き口を探してさまよっている矢作を見つけだし、フォンターナへ連れてきた。矢作はオーナーに対し謝らず反省をしていない態度を取っていた。しかし、奥さんが現れると、これまで堪えていた折れそうな心が一気に崩れる。
矢作は奥さんの優しい気持ちに感謝し、オーナーへきちんと謝罪の態度をみせた。二ツ橋シェフは矢作の包丁をみて、まだ料理人の道を諦めていないと確認をする。
何もかもを無くしてプラウドを捨てても包丁だけは捨てられなかったのね。
すると後日、矢作は暢子の店を訪れた。暢子は矢作が一緒に働いてくれることが嬉しくて、さっそくパパイヤイリチーの試食の手伝いをお願いすることにした。
今から言う条件をのんでくれなきゃ俺は働かねぇ。
一緒に働いてくれるんですね?
ようやく料理人を見つけられた暢子は、これからどんな店を作っていくのだろうか!
暢子のお腹に命が宿るときがこんなに早く来るとは思わなかったので驚いてます。そして、このタイミングでの独立開店。
和彦も東洋新聞社を辞めてフリーランスになり、仕事を取るため毎日営業に出かけている姿が、カッコいいなぁー。
どうしても独立を諦めきれない暢子は、大城オーナーからの条件を満たすために矢作に料理人になってほしいと声をかけるところも、暢子らしいといえば暢子らしいのかな。フォンターなで事件を起こした男を、自分の店で雇うっていうのは、暢子の寛大な心と人を信じる心だと思いましたね!
やんばるでの、歌子と智の関係も気になるけど…距離は近づくのかな?
いよいよオープン間近の沖縄料理店『ちむどんどん』どんな店に育てていくのか楽しみです。
頑張れ暢子ー!
#21「君と僕のイナムドゥチ」あらすじ・感想レビュー
いよいよ暢子(黒島結菜)の『ちむどんどん』がオープンするまで2週間をきった。矢作(井之脇海)は暢子と一緒に開店に向けて、沖縄料理を一生懸命覚えている。
鶴見のみんなも顔をだしてくれて、みんなでお店のオープンを楽しみにしているが、矢作の態度がどうしても気にいらないようだ。
感じ悪いな。
やることはしっかりやってくれていますから。
和彦(宮沢氷魚)は、月刊誌で連載を取ることができて写真を撮りながら記事を書き忙しく仕事をしている!
沖縄のやんばる小学校では「給食アンケート」で、子供たちの好きな野菜のアンケートを取り、地元野菜のおいしさを一生懸命伝えようとしている。
今の子供たちは野菜を食べること自体少なくなってきているから。
歌子(上白石萌歌)もしっかりと人前で歌えるくらい上手になり、少しずつ自身も付いてきたようだ。
ジントーヨー ジントーヨー
暢子の店では、智(前田公輝)や二ツ橋シェフ(高嶋政伸)、田良島(山中崇)などのみんながメニュー開発の試食会にきてくれていた。しかし、人手不足の話から矢作と智のケンカになってしまう。
俺は、ホールも洗い場も一切やらねぇぞ!
何も、そんな言い方……。
兄・賢秀(竜星涼)にも何やらビックな流れになりそうな話が……。品川のホテルオーナーが猪野養豚場の豚を気に入ったらしく、そこに賢秀が営業へ行くことに。
行きます!行かせてください!
やんばるに戻っていた智は突然、歌子にネックレスをプレゼントした。たまたまもらったネックレスだと言っていたが本当は原宿で買った高価な品物だ。
これよかったら……。
歌子は智からもらったペンダントが嬉しくて、良子につけてもらう。自分の気持ちが智には届かないと分かっているのに、そんなことを考える自分がキライになりそうだと。
ぽってかすだよね。
いくら好きでもどうにもならないのに。
智のことで悩んでいた歌子だったが、なんと突然『ちむどんどん』で働かせてほしいと三線をもって東京へやってきた!
うちをこのお店で働かせてください。
お願いします。
よろしく!
暢子はメニューの名前について考えていた。沖縄料理を食べたことがない東京の人でも分かるようにした方がいいのか考えている。
食べたことない人は、メニューをみてもどんな料理かわからんよね
東京に上京してきた歌子の歓迎を『ちむどんどん』でやってると、食べ物もお酒も足らなくなってしまう。歌子と智が買ってくるのだが、先に買い物を終えた歌子が店に入ろうとすると聞きたくない会話が……。
ごめんなさい。
うちもそろそろ休みます。
翌日になり歌子は、昨晩のことが気になり智と上手く話すことができないでいた。智はそんな歌子の態度に気がつき声をかけるが歌子はますます不機嫌になっていく。
まだ、具合悪いのか?
昨日の夜から何かおかしいさ。
大丈夫っていってるさー!
病人扱いしないでちょうだい!
何かその態度。人がせっかく…。
勝手にせぇー!
2人はちょっと言い合いとなりケンカ別れをしてしまう…。
そんなときに嫌なことが起こるもの。暢子が『ちむどんどん』で料理をしていると、1本の電話がなる。電話は三郎からだった。
えっ?
智が瀕死の重体?
智がトラックに引かれ瀕死の重体になっていると連絡を受けた暢子たちは、急いで智がいる病院へ向かう。
病院へ到着して、智の病室へいくと…
えっ?なんで?
そこには、平然な顔をしてバナナを食べている元気な智がいた。
トラックに引かれたのではなく、引かれそうになり頭を軽~く打っただけだという。念のため1日入院して様子をみるだけで大丈夫のようだww
ここに来るまで心臓がつぶれそうだった。
ごめん、心配かけて。
いよいよ『ちむどんどん』開店まで3日と迫る。暢子が最後までこだわったのは沖縄そばだった。
このバランスでつくったのが、ちむどんどんの沖縄そばということで決まりにしたいと思います。
一方で、東京に豚の営業にきていた賢秀は、ひと仕事を終えて清恵(佐津川愛美)と一緒に『アッラ・フォンターナ』で食事をしていた。
清恵は、自分の過去のツライ話を友達のことのように賢秀に話をする。すると賢秀は、清恵本人の過去と分かったかのようにある言葉を口にしたのだ。
今日の営業、俺まあまあやれてたよな?
うん、意外とちゃんとしてた。
俺も、本気で心を入れ替えてコツコツやってみようかな。
地道にコツコツ、お前と2人で。
ところが……清恵の元彼?涌井がなぜか突然登場する。清恵は驚きを隠せず、逃げるようんしてフォンターナを出ていってしまう。
そして、1979年(昭和54年)9月
ついに暢子の店『ちむどんどん』が開店の時がきた!
いらっしゃいませー!
無事に開店を迎えた『ちむどんどん』は、朝から晩まで大盛況のうちに初日を終えました。
暢子が頑張っている中、和彦もフリーになってから初めての記事が雑誌に掲載された!
僕もやっとスタート地点に立てた。
『ちむどんどん』では、少しずつ知らないお客さんも見るようになり、大城オーナーがきてくれるのも少し早くなりそうだと、暢子はちょっとホッとしてた……。
矢作は、頑張り過ぎる暢子をみて心配する声をかける。
大丈夫か?お腹の子?
それ済んだら、座っておけ…。
重子と波子(円成寺あや)も『ちむどんどん』に沖縄料理を食べにきてくれた。
さっそく沖縄そばと皮付き豚の角煮をだして、おいしく食べてもらっていると思っていたのだが……
とってもおいしかったわ。
だけど…前に毎日届けてくれたお弁当の方が今日の料理よりおいしかったような。
私もそう思いました。
それから『ちむどんどん』が開店して2ヶ月がたとうとしていたころ……。
お客さんが入らず、赤字になってしまった。
さぁて、これからどうやって店を立て直していく暢子ー!
新しいメニューを開発するのか?はたまた原点回帰するのか?
いろいろな苦労や困難があったけど、ついて『ちむどんどん』が開店できてよかった!
まぁこれも、矢作と歌子という2人の力があってこそだけどね。やっぱりお店をやるって1人じゃできないから。
でもそこは、暢子の人間力というか魅力なのか、自然と暢子の周りに集まってくるのがすごい才能なんだよね。みんな暢子に引き寄せられていく!
智のお騒がせ問題もあったけど、なんともなかったようで一安心。三郎さんも順次さんも慌てすぎだよww
良子が取り組み始めた「うまんちゅ給食」も優子と安室のおばぁの協力で、順調にすすんでいるみたい。子供たちも苦手な野菜を食べるきっかけ作りをするって本当に素晴らしい取り組みだと思うよ!
『ちむどんどん』の開店で安心したのも束の間、ついに客足が途絶えてしまった……。これからどうなるんだー。
#22「豚とニガナは海を越えて」あらすじ・感想レビュー
暢子(黒島結菜)の店『ちむどんどん』が開店してから、お客さんが来ない日が続き、経営状況が厳しくなっている。
このままお客さんが来なかったら、矢作さんに給料が払えなくなる。
厳しい経営状況をどうしていくか、暢子や和彦(宮沢氷魚)、歌子(上白石萌歌)、智(前田公輝)のみんなで話し合いをしてる。
しかし、矢作(井之脇海)の他人事の態度に智と言い合いになってしまう。
早めに閉店したほうが傷は浅くてすむんじゃねえか?
何があってもこの店は閉めません!
結果が出せなきゃ潰れちゃうの。
うちは矢作さんとは違います!
店の経営が心配で、大好きな食事も喉を通らない暢子…。そんな暢子を歌子は心配をしている。
矢作との言い合いに関しても、
さっきのはちょっと言い過ぎだと思う。
大したことできないけど、うちは暢ネーネーのためならなんでもするから。
暢子は経営者として自分の態度が間違っていたことを反省する。
さっきはごめんなさい…。
大したもんだ…。
謝ることができるお前は、大したもんだ。
二ツ橋シェフは経営に苦しむ暢子たちへ、過去の自分の過ちを暢子と和彦へ伝えていた。
うまくいかないときは、たとえ悔しくても悲しくても、やめてもいいんです。
一度とまって休んでもいいんです。
幸せになるために生きているんです!
一方で賢秀が働いている猪野養豚場は、東京のホテルの料理長に気に入ってもらった豚をレストランで使用する契約を進めていたのだが…。
清恵(佐津川愛美)の元旦那・涌井が賢秀の名刺をもって訪ねてきた!
涌井…
何で…?
帰って!
涌井は清恵との離婚が原因で、精神的苦痛を味わった被害者と訴える。慰謝料を払えと大声を出し、清恵に迫っていく。
これが原因となり、東京のホテルとの契約は白紙に戻ってしまった……。そして、賢秀とケンカをした清恵までもが家をでていなくなってしまう。
清恵がでていった…
元気がない暢子のもとへ、重子と波子がお弁当の差し入れをもって訪ねてきた。
重子は陰ながら暢子のこと応援しているようだ。
自分で船を作って広い海にこぎ出して、そんな生き方ができるあなたが羨ましい。
あなたの船の乗組員のつもりでいるの。
あまり食事を取っていない暢子に、食べる大切さを伝えに来たのかもしれない。
しかし、お客の数は相変わらず少ない『ちむどんどん』…。苦しい状況がつづく中、ついに暢子は一旦お店を休業することを決断する。
『アッラ・フォンターナ』では、大城オーナーの帰国を祝う会という名目で、暢子を励ます会が開かれていた。
今日は心行くまでお料理とおしゃべりを楽しみましょう。
この日は、大城オーナーのために二ツ橋シェフ、東洋新聞社の田良島、幼馴染の智、和彦、暢子たちが集まっていた。そして、少し遅れて矢作も…。従業員たちは自分勝手に店をやめ迷惑をかけた矢作に対して冷たい態度を取っている。
貸し切りの『アッラ・フォンターナ』でおしゃべりを楽しんでいると、突然、清恵のことを東京まで探しに来た、社長の寛大と賢秀が、店に入ってくる。
沖縄と豚を語る上で忘れてはならない話が、ハワイにもあるんです。
社長の寛大は、「海から豚がやってきた」という話をみんなに聞かせてくれた。そんなとき、暢子の中で少し光が見えはじめようとしている。
大城オーナーは1つだけ大事なことを暢子へ伝える。
1番の強みは、同時に弱みでもあるということ。
同時に、弱み…
暢子と和彦は、『ちむどんどん』を再開するため、銀行へ追加融資をお願いすることにした。そのために用意した40万円もって出かけたはずなのだが…店に忘れてきてしまったという。
あれ?忘れてきたかも。
急いで店に戻ってみたが、40万円の封筒を置いたはずの場所にない!?
1人で店に残っていた矢作もいない…まさか。
あの男さ、それしか考えられない!
まさかやー、そんな人じゃない
じゃあ、何でない?
泥棒がそう簡単に改心するわけ…
そんな言い方やめて!
うちは矢作さんを信じている!
お金とかお店とかよりも、そっちのようが1番!
みんなで矢作を疑っていると、矢作が帰ってきた…。果たして40万円が入った封筒をどうしたのだろうか!?
そして、心強い人たちが『ちむどんどん』を訪れてきた!
暢子の店『ちむどんどん』がついて休業してしまったー!東京の人には沖縄料理が合わないのだろうか。
お腹も大きくなり、身動きを取るのもツライときに店が上手くいかないのが重なってしまってる。今が1番ツライときかもしれない…。
何とかして『ちむどんどん』の立て直しを成功させてほしい。それには、絶対に矢作の力が必要になるんだよね!
その矢作は、文句は言うけど毎日一生懸命働いていることに驚いています。そして、情が熱い人間なんだと知りました。
お金を盗んだと疑われたとき、暢子の言葉が矢作の心に刺さったんだろう。矢作はきっとこれから先、何があっても暢子のことは裏切らない…と信じているよーww
#23週「にんじんしりしりーは突然に」あらすじ・感想レビュー
暢子(黒島結菜)は『ちむどんどん』再開のため、メニューの味付けなどの見直してをしている。その中でも看板メニューに考えている沖縄そばに人一倍の力を入れているのだが……。
歌子(上白石萌歌)と矢作(井之脇海)にも試食をしてもらうのだが、味付けに何かが足りない気がする。すると、歌子が何かに気が付いた。
十分おいしいと思うけど…
何かが欠けてるような、イマイチ物足りねぇ。
もしかしたら、
豚肉…かも。
豚肉?
幼いころからやんばるで、おいしい沖縄そばを食べてきた歌子は豚肉の物足りなさに気が付いた。同じように豚肉を変えたら……と考えてた暢子も、これには納得する!
であるよね、やっぱり足りないのはおいしい豚肉だよね。
しかし、暢子たちは東京でおいしい皮付き豚肉をどこで仕入れられるかが分からないでいた。
そのとき、偶然にも清恵(佐津川愛美)が『ちむどんどん』にを訪れる。暢子は、店を立て直す準備中だったが、清恵に食事を食べてもらうことにした。
お代はいりません。
そのかわりに、おすすめのメニューを出すので、感想を聞かせてください
暢子は清恵におすすめメニューの沖縄そばを食べてもらい感想を聞いた。
強いて言えば、豚肉…
暢子と歌子の予想は的中した!豚のことをよく知っている清恵だからこそできたアドバイスなのかもしれない。清恵は、知り合いの店で買った実家の豚肉を試しにあげた。
よかったら使ってみて。
知り合いの養豚場の豚肉。
何と清恵がくれた豚肉は、暢子が欲しがっていた皮付きの豚肉であった!さっそく暢子たちは豚肉を食べると、衝撃を受けるおいしさだった!
明日にでも買いに行ってみるか!
一方で、賢秀は来る日も来る日も清恵を探し、歩き回るのだが見つからない…。
賢秀と清恵は、お互いの存在のおかげで人生をやり直せた感謝の気持ちを持っているのだが、2人は素直になれず擦れ違ったままになっているのだ。
ようやく清恵のもとに辿り着いた賢秀は、自分の気持ちに素直になり思いを伝える…。
俺はお前とやり直したいわけよ!
何で?私?
好きだから!
賢秀の正直な気持ちが伝わり、清恵は住み込みの仕事を辞めて実家の「猪野養豚場」に戻ってきてくれた。
ここに帰らせてください!
お前たちが決めろ!
これからは何もかもお前たち2人で。
このことがきっかけで、賢秀はようやく家族に養豚場で働いていることを告げることができた。そして、暢子の『ちむどんどん』の沖縄そばの豚肉に使われることになり、納得のいくそばが仕上がった!
とうとうできたね!
ちむどんどんの看板メニュー!
とうとうできたな!!
ニーニーのおかげさー。
そして『ちむどんどん』の営業再開の12月1日がやってきた。
お昼が過ぎてから、ようやく1人のお客様がきてくれた。注文してくれたのは、沖縄そば+じゅーしーセット。
お待たせしました。
沖縄そばセットです。
もくもくと食べるお客の反応が心配になっていた3人だったが、店をでる直前にいわれて「うまかったよ。」の言葉にホッとして笑顔がこぼれる。
ありがとうございます!
このお客をきっかけに、次々とお客が流れ込んできた!
『ちむどんどん』の素材を生かした味が、沖縄料理を初めて食べる人にも好評で、瞬く間に広がりお客さんの数も少しずつ増え始めてくる。
そして、慌ただしく営業再開から1ヶ月が過ぎ去ったころ…
おい。気付かねぇか?
暢ネーネー、よく見て。お客さん。
知らないお客さんばっかり。
知らないお客さんで満席になった!
暢子、歌子、矢作は一番最初の目標であった、知らないお客さんで満席にすることを実現したのだった。
1度目の休業から『ちむどんどん』は、見事に復活を果たすことができて本当に良かったです!
この成功の根本的な理由に、暢子が矢作と歌子を信じているという人間性から生まれてのではないかと思います。
やっぱり『ちむどんどん』の成功に矢作という存在は必要であったことが、今週で証明されたのではないでしょうか。
そして、試行錯誤しながらも諦めることをせず、周りの支えてくれる人たちの意見を素直に聞く、暢子の姿から学ぶことが非常に多かった週でした。
そして……何と言っても賢秀!
これまで、自分がだまされたり、失敗したりして家族に迷惑をかけたことに後悔をしていたんですね。
清恵と出会い、人生やり直すことができて本人も嬉しかったんだと、はじめて賢秀の本心が知れたような気がしました。
これからは、清恵と『猪野養豚場』の発展のためにコツコツと仕事をしてほしいですね!
#24週「ゆし豆腐のセレナーデ」あらすじ・感想レビュー
ついに暢子(黒島結菜)と和彦(宮沢氷魚)との間に、かわいい男の子・健彦(たけひこ)が生まれた。
『ちむどんどん』の経営も順調に進んでいて、気がつけば暢子が東京に上京して10年がたった。そんな中、お店のオープンからずっと手伝ってくれていた歌子(上白石萌歌)は、健彦が2歳になるころ沖縄のやんばるへ帰ることになる。
健彦(三田一颯)もあっという間に4歳になり健やかに育っている!
ママただいまー!
健彦おかえりー。
兄・賢秀(竜星涼)もようやく結婚し、清恵(佐津川愛美)と仲良く猪野養豚場で働いている。そして清恵にも新しい命が宿り体を大事にしている。
一方、歌子は沖縄のやばるに帰ってから民謡歌手として活動を広げ始めている。東京でスナガワフードを軌道にのせた智(前田公輝)は、沖縄に拠点を移して仕事をやっている。
南~風吹け~ば~ 咲く花~の美ら~さ~よ~♪
和彦もフリーのジャーナリストとして連載を書き続けているが、思うように書きたい記事が書けていないことに悩んでいた。
和彦君もお仕事忙しいんでしょ?
本当にやりたい仕事は、なかなか…。
暢子は優子の畑を手伝っているとやんばるの野菜が改めておいしいと感じ、暢子の心の奥底にあるふるさとへの想いに何かがちょっと触れたような感じがしている。
暢子たちが里帰りしたことで、みんなで食事をすることとなる。そこで、智と歌子は山にでかけオオタニワタリをとりにいくのだが…。
レコードデビューできるかも。
レコード?
山で足を怪我した智は、歌子に助けてもらい山小屋で休んでいた。2人は互いの気持ちを探るように会話をしていると、ついに智が動き出した。
ずっと言えなかった…
俺は、
善一(山路和弘)が智と歌子を見つけるタイミングが悪かったため、2人はお互いの気持ちを伝えることができずに山を下りることとなった。
和彦は智の煮え切らない歌子への思いに背中を押そうと、沖縄角力を申し込んだのだ!
僕が勝ったら、歌子に正直な気持ち伝えろ。
俺が勝ったら、お前の言いなりにはならない。
和彦は賢秀から聞いた必勝法を使って智を倒しにいくが、最後は引き分けに終わった。
今夜来るよな?
まくとぅそーけー なんくるないさ!
ちむどんどんするかしないか。
それだけ。
智は和彦の言葉にちょっと背中を押された表情をしてその場を去っていった。果たして今夜、智は歌子へ正直な思いを伝えに来るのだろうか…。
沖縄に戻ってきた暢子は、故郷・やんばるの魅力に引き込まれていく自分に少しずつ気が付きはじめている。しかし、和彦の仕事や健彦のことを考えると、今までのように思い切った行動ができないでいた。
~暢子の回想~
やんばる楽しい?
うん。
やんばる大好き!
ママは?
……
比嘉家では、知り合いのみんなが集って楽しい夜がはじまった!みんなで楽しい時間を過ごしていると、ついに智が現れた。
智の表情は歌子へのプロポーズを決心した、男らしい表情になっている。みんなも智の決心した気持ちを感じ緊張が走る…。
そして、智が歌子の前に立ち思いを伝えようとした。
…
が、空気を読めない人が1人いた…暢子だ…
何で?
え?
うちは智のこと信じてたのに!
一瞬、誰もが戸惑った。
なぜ歌子への思いを伝えようとしている智に、いまさら暢子が嫉妬するんだろう…?と考えるほどのタイミングだったのだ。
そして次の瞬間、その疑いは全て晴れることになる。空気を読めないお騒がせ物なのが暢子なのだ。
ゆし豆腐!
言ったさー、約束したさ!
とうふ?
完全に忘れてた…
まさかやー
デージ楽しみにしていたのに。
いや暢子
実は今、それどころじゃ…
うちはどうしても食べたかったんだのに。
全く状況が分かっていない暢子を和彦が抑えはじめた。
暢子!
暢子こっち。
それでも止まらない暢子に対して、さすがの博夫(山田裕貴)も黙ってはいなかった。
静かに!
おとなしくしてくれない!?
やっと状況が分かった暢子は、自分が2人の邪魔をしたと気がついた。
智は改めて歌子へ思いを伝えはじめる。
好きなわけよ。
歌子を思うとちむどんどんする!
結婚してください。
うん…
今夜は、1人だけ幸せになれないんじゃないかと、悩みに悩んでいた歌子が幸せになった素晴らしい夜になった。
幸せな夜から一夜明け、暢子は今の本当の気持ちを和彦に伝えていた。それは、家族みんなでやんばるに住みたいという気持ちだ。
やんばるの自然の中で、家族みんなで暮らせたらどんだけ上等か。
和彦は暢子の思いを尊重し、その気持ちを受け入れる。
提案。
やんばるで暮らしてみない?
3人で。
しかしそれは、苦労して手に入れた東京の店『ちむどんどん』を手放すこともなるのだが…。暢子はどんな答えをだすのだろうか。
幼いころから見てきたふるさと・やんばると向き合ってみて、暢子はちむどんどんが止まらないでいる。東京からやんばるに移住するのか、しないか。その答えは既に暢子の中にでていた。
ちむどんどんする…
お父ちゃん、ちむどんどんが止まらないよ!
暢子たちが東京へ戻ってきて2ヶ月後、沖縄へ移住する日が近づいてきた。
今日は『ちむどんどん』で暢子たちの送別会が行われている。みんなからの激励の言葉をもらう2人はやはり寂しい表情だ。
そして大城オーナーの姿はそこにはなかった…。
今後『ちむどんどん』の店はどうするのか。という話題になると、
そのことについても報告が。
この『ちむどんどん』は、俺が引き継ぐことになりました。
暢子やみなさんに恩返しできたらと。
皆さん、どうかよろしくお願いします!
送別会も少し落ち着いたころ、多江(長野里美)が暢子に声をかける。
ちゃんとお別れを言わなきゃいけない人がいるでしょ?
そして暢子は、お世話になったあの人のもとへ別れを告げに行った…。
暢子もママとオーナー、二足の草鞋を履き忙しい毎日を送っているね。健彦も、あっという間に大きくなり、やんばるが大好きになってくれた。
暢子はいつか沖縄へ移住をすると思っていたけど、展開がちょっと早かった…苦労して出した『ちむどんどん』を数年で手放すとは思っていなかったから驚きました。
でも矢作さんが引き継ぐと聞いたときは嬉しかったです。料理が大好きな矢作さんなら、『ちむどんどん』を任せても大丈夫!そう思います。
というか、#24週「ゆし豆腐のセレナーデ」の見どころは何と言っても智と歌子ですよね!
やっと思いを伝えた智には、もう…何度もモヤモヤさせられましたよ。歌子は「好き」という言葉を何度も何度も待っていたし、昔から好きだった人と結婚できて本当に幸せになってほしいな!
いよいよ、来週が最終週!どんな結末が待っているのか楽しみにしています。
#25週「やんばる!ちむどんどん」あらすじ・感想レビュー
4月から始まった『ちむどんどん』が、いよいよ最終週となった。暢子をはじめとする比嘉家のみんなや周りの人たちを最後まで楽しもうじゃないか!
故郷のやばんるに戻ってきた暢子(黒島結菜)は、おばぁたちと一緒に地元野菜と郷土料理の勉強会を開き、楽しみながら美味しい料理を作っている。
おいしい料理を食べてもらいみんなの喜ぶ顔が見れて嬉しい暢子は、故郷・やんばるでレストランをやりたいと言いだした。
うちはこの村でレストランを開きたい!
暢子はレストランをやるのに何かいい方法はないかと考えていた。
和彦(宮沢氷魚)が沖縄の歴史について調べていると、優子(仲間由紀恵)は賢三(大森南朋)が建てた比嘉家のことを教えてあげる。
賢三さんも昔、このおうちを1人で建てた。
1人でこの家を?
少しずつ、働きながら何年もかけて。
賢三が何年もかけてゆっくり建てた家のことを改めて思い出した暢子は、レストランをやるためのいい方法を思い出す!
できる。
レストラン!
それは、比嘉家をレストランにしようという考えだった!
ここで?
レストラン?
こうして暢子のやんばるでレストランを開くという新たな夢が、現実に向かって走り出していく。
そしてある日、大城オーナー(原田美枝子)が沖縄・やんばるへ突然訪れたのだった。
オーナー!
暑苦しい~(笑)
沖縄ですから(笑)
暢子は大城オーナーとの再会が嬉しくてしかたがなかったのだが、実は大城オーナーは優子をある人物に会わせるために来たのだという。
大里五郎(草刈正雄)という男性が比嘉家を訪ねてきた。五郎は戦争中に優子の姉・時恵に命を助けてもらい、彼女の最後をみとった事実を優子に伝えにきた。
そして五郎の手には、時恵の宝物だったジーファーが…。
これは、姉の宝物です…。
ありがとうございます、本当に。
優子は、五郎のおかげでずっと探していた姉のことを知ることができた。生きているのか死んでいるのか分からず、いつもどこか頭の中で悩んでいたモヤモヤが今夜少し軽くなったような気が…。
一方、比嘉家のレストラン開発のほうは…
暢子は沖縄そばを改良したそば料理で勝負しようと考えている。試行錯誤の結果、カラキの葉っぱを練りこんだ麺を使うことにしたのだ。
うちの原点でもあるそばに、やんばるらしい島野菜の魅力をたっぷりと添えたいと考えています!
この何とも言えない香り…癖になるかも。
みなさん、ぜひ試しに食べてみてください。
確かに変わった触感ヤッサ。
暢子はオリジナル麺を作るために運天製麺と共同開発を進めていくことになる。オープン準備に向けて納得がいく麺ができるだろうか。
時が経ち11月、島の人たちの協力もあり暢子の新しいお店がついに完成した。オープンも11月24日に決定!
お店の名前は…『やんばる ちむどんどん』
開店は、11月24日です!
良子(川口春奈)や歌子(上白石萌歌)もお店の飾りつけを手伝ってくれている。メインになるそば定食の麺も、運天製麺と試行錯誤しながら粘り強く続けていました。
そしてついに共同開発していた麺ができあがった。
これで、最高の麺ができました!
いよいよオープン前日になり、みんなで気合を入れていると運天製麺から1本の電話がくるのだが…
えっ?
麺が納品できない??
なんと、機械トラブルが起きてしまい麺が納品できないという。オープン前日を前にとんでもないトラブルが起きてしまった…。
しかし、暢子はこれまで何度も何度もトラブルを乗り越えてきた。
大丈夫、明日開店する。
うちが麺を作る!
100食分のカラキを集めるのは無理じゃない?
みんなに声かけてみよう。
やろう!
できることは何でも手伝う!
ネーネー、歌子…
ありがとう!
やりますか!
ここでもまた、みんなの協力のおかげで前日のトラブルを乗り越えることができた。オープン当日の明け方になりようやく100食分の麺が完成した!
そして、
それでは、
『やんばる ちむどんどん』
開店します!
まもるちゃん!
なんと!『やんばる ちむどんどん』第1号のお客様は、まもるちゃんだった。
アイ…
まもるちゃん、とう、入って!
いらっしゃい!
マーサンヤー。
『やんばる ちむどんどん』の開店初日は、たくさんの人が食べに来てくれて大盛況~!
早苗、正夫、喜納金吾、上原など最終週にふさわしい懐かしの顔ぶれが揃った。
兄・賢秀(竜星涼)は、来週と間違えて開店初日に来れないというハプニングもあったが、長く忙しい1日がようやく終わりを迎える。
みんな、今日は1日手伝ってくれて
本当にありがとう!
初日から大盛況だったし、
デージ楽しかったさ。
歌子の歌も最高だったヤッサー
と、そのとき歌子が突然倒れてしまう。
急いで病院へ運ぶが、3日経っても熱が下がらずにいた。
朝早く、暢子が何かを作っている。病院へいかない暢子をみて和彦は心配で声をかける。
朝から何を?
フーチバジューシー!
昔から歌子が熱をだしたら優子が作っていた料理である。暢子は歌子が倒れたのが自分の責任だと感じていた。
歌子のために何かできることはないか、居ても立ってもいられなかった。
お父ちゃんがきっと守ってくれる。
賢秀も病院へ到着するが、歌子は目を覚ますことなかったが、優子は歌子が目を覚ますと信じていた。
大丈夫。
歌子は強い子だから。
そして暢子たちは、父・賢三が死んでしまったときにみんで行ったあの海に向かった。
みんが賢三に助けを求めると歌子が一瞬目を覚ました。そして、暢子にだけは賢三の声が聞こえたのだった…。
「まくとぅそーけー なんくるないさー」
そして…
あれから長く数十年が経った。
そこには、誰一人かけることなく優子の誕生日を祝うためみんなが集まっていた。
暢子の『やんばる ちむどんどん』は大盛況となり、毎日料理三昧の日々を送ることになる!
これは、やんばるのある家族の半生を描いた物語でした。
家族の絆を大切にして、夢に向かって進む主人公が悩んだり、笑ったりして最後には幸せに人生を生きる。人生は小さなころの経験が、その後の人生に大きな影響を与えてくれるだろう!
半年間におよぶ放送も今週で終わり…
「まくとぅーそーけー なんくるないさー」
このドラマでは、日々のおこない、家族の絆や信頼など忘れてしまっている大切なことを思い出させてくれました。
最後はスッキリしない部分もありましたが、そこは勝手に想像していきます!
みんなが元気に半生を生きることができて本当に良かった!そして、暢子の『やんばる ちむどんどん』も大盛況で新聞にまで取り上げられるのは、さすが暢子!
ちむどんどんを視聴して、沖縄にすごい興味が沸きました。いつかやんばるに訪れたいと思います。
当記事を最後まで読んでいただきありがとうございました!
ドラマ「ちむどんどん」を見逃し配信で視聴する
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2022年の春ドラマ-他にもおすすめあります
朝ドラ「ちむどんどん」は、沖縄県の山原村(やんばるそん)に暮らす比嘉家の50年を追いかける物語です。沖縄の美しさや沖縄料理を観てると沖縄に行きたくなります。
ヒロインの暢子の笑顔もとっても可愛いいくて、応援したくなっちゃいます。
2022年の春ドラマは他にもたくさん楽しいドラマがあるので、ぜひ一覧から参考にしてください。
2022年春ドラマ一覧はこちらからどうぞ!